二人のがん患者 徒歩の旅1000キロ

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10年前にすい臓がんの手術をした長崎の黒段と4年前に前立腺がんの手術を受けた大学時代の同級生二人が1000キロの徒歩のたびをやり遂げて長崎にゴールしたとの記事が毎日新聞長崎版にありました。

黒田さんは私と同じように膵臓を半分摘出している方ですね。やはり手術直後は再発の不安におびえ、闘ってきた方です。「生かされて良かった」との黒田さんの言葉には重みがあります。「生きていてよかった」ではないのですね。「生かされて・・・」ここには人間の力の無力さと、人間を超えるものへの深い共感・信頼があります。

<以下、毎日JPより引用>
徒歩の旅:がんの手術乗り越え1000キロ、出島にゴール 「人生これから」 /長崎
 ◇黒田さん(長崎)、武内さん(東京)

 東京-長崎間を、長崎市江平2の元会社員、黒田雄彦さん(62)と、東京都大田区田園調布南の同、武内孝昭さん(64)が歩き通し、29日にゴール地点・長崎市出島町に到着した。歩いた距離は約1000キロ。二人は青山学院大の同級生で、共にがんの手術を乗り越えた経験がある。家族ら大勢の関係者の出迎えを受けながら、「人生これから」と日焼けした笑顔を交わした。

 黒田さんは10年前、すい臓がんのため、すい臓を半分摘出する手術を受けた。武内さんは4年前に前立腺がんの手術をした。がん再発の不安と二人は闘っていた。

 昨年1月に東京都内の飲食店で新年会を開いた際、黒田さんが武内さんに「長崎に遊びに来ないか」と誘うと、武内さんは「歩こう」。すぐに、徒歩旅行が決まったという。二人は大学時代にも東京から大阪まで一緒に徒歩旅行をした経験があったからだ。

 今年3月20日に東京・日本橋をスタート。13都府県を巡り、各地の遺跡や建造物などを訪ねながら、41日間かけて到達した。

 武内さんは「(旅には)がん克服の思いが心の奥にあったのかも。雪の日もあったが、温かいサポートもあった。人との出会いに感謝している」。黒田さんは「10年前は絶望と恐怖で、死にたくないという気持ちが強かった。生かされて良かった」と語った。


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