墓の移転


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今日は羽田から高知へ。レンタカーを借りて帰省しました。

目的は墓地の移転。両親と弟の遺骨を東京に移転するために。屍櫃(かろうと)を開けるとすごい湿気で鍵もさび付いていた。三柱の骨壺を出して段ボールに納めて荷造り。宅配便に依頼して終わり。何とも簡単。骨だからクール宅急便にする必要もなし。

何万人というガンからの生還者に共通していることは、心と生活を徹底的に一変させたという点である。一つには「死」に対す考え方。多くのガン患者は「ガンと診断された以上、私は確実に死ぬだろう」というものであろう。しかし、ガンからの生還者は「進行していようとしていまいと、ガン=死ではない。ガンは正常な細胞を攻撃したことは一度もない。がん細胞は、ただ単に増殖することによって正常な細胞の機能を妨げる。だから、私は死ぬかもしれないし、死なないかもしれない」というもの考え方である。
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「私が死ぬはずがない」ではない。そうした考えは、ガンと闘うために必要な行動を忘れ、無視することにつながる。「私にできることをやる。その結果、死ぬかもしれないし、死なないかもしれない」。これ以外に考え方における選択肢はあるだろうか? 生も死も不確実であるから、そんなものを相手に思い悩むことはばかげている。自分の行動によって影響を及ぼすことができる範囲に、持てるエネルギーを集中すべきだ。

人は必ず死を迎える。いずれは何らかの原因で死ぬのであるなら、ガンで死ぬ Photoことは「そんなに悪いなにか」ではない。今回の墓地の移転のように、やっておくべきことを片付けておくこ
とができる。ありがたいことではないか。

翌朝は早起きして近くの漁港へ。夜明け前の暗く沈んだ漁港の片隅にス
ナックがぽつんと取り残されたように建っていた。

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