南相馬の和牛から高濃度のセシウムを検出

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玄侑宗久さんの言ったことが本当になってきました。6月14日に「牛が殺処分されるなら、同じ内部被曝した福島県民は」で玄侑さんの「緊急提言」を紹介しました。「大袈裟に言えば、内部被曝の危険性は、牛同様なのである。牛に対する判断・処分が正しいとするなら、人間だから殺せないだけで、本当はこの国にいてほしくないのではないか、という論理的帰結になる。」と玄侑さんは言ったのでした。

ところが、南相馬市の緊急時避難準備区域から出荷された牛11頭のすべてから、最大で3200Bq/kgの放射性セシウムが検出されたと報じられました。

福島県は計画的避難区域などから出荷される食肉用の家畜全頭を対象に表面の放射線量の検査を実施していたが、この検査をすり抜けたことになる。「検査していたのに放射性物質が検出されたことに驚いている」とし、出荷対応を検討している。

内部被ばくを過小評価しているから「驚いている」となるのでしょうが、私から見れば当然の結果です。表面汚染を測定しても内部被ばくの評価ができるはずがありません。水も牧草も汚染されているのですから、身体の表面が汚染されていないから内部被ばくをしていない、と考える方がどうかしています。

福島の子どもも同じではないかと心配しています。福島に数日間だけ帰省した原発作業員が、別の原発作業のためにホールボディカウンタで測ったら、驚くような被ばくをしていたと以前に報じられました。子どもの喉にシンチレーションカウンタをくっつけて測定し、「ヨウ素131による被ばくはなかった」などと発表していましたが、これも怪しい。

牛だから解体して内部被ばくが判ったのですが、人間はそうすることは不可能です。牛が内部被ばくしているからには人間だって同様にセシウムを取り込んでいるし、ストロンチウムはガンマ線を出さないから外からの測定は不可能です。

『当局者が「直ちに健康への危険はない」と言うのを聞いたら、直ちに、なるべく遠くへ、急いで逃げなさい』とは、チェルノブイリを経験したロシア人の言葉ですが、チェルノブイリはまだ住民を多数避難させました。福島ではチェルノブイリ並みの汚染地域に、多数の子どもを含んだ住民が住んでいます。

山下俊一氏が県立福島医科大学の副学長に就任するそうです。どうしてこの程度の人物で大学の教授が務まるのか不思議ですが、地元で又迷惑なことをするのでしょうね。きっと。

Z

このポスターを見て、5月にNHKで放映された「写楽~天才絵師の正体を追う~」を思いだし、写楽の大首絵「三代目大谷鬼次の盗賊 江戸兵衛」を連想しました。

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