がん研究センターで放射線源を紛失。謝ることはないよ嘉山さん

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【日 時】2018年12月23日(天皇誕生日) 13:10~16:30(開場・受付:12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分 Luz大森 4階 入新井集会室
【参加資格】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参 加 費】500円(会場使用料及び資料代)
【定 員】 130名
【内 容】
●講演「私が手術、抗がん剤をやめたわけ」:待夢さん、SAKUさん
●患者さんどうしの情報交換会
●二次会(希望者だけ)

参加申込みとオフィシャルサイトはこちら
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築地の国立がん研究センター中央病院で、治療用に使った放射線源、ルテニウム-106を誤って廃棄処分したと報じられた。さっそく嘉山理事長が緊急の記者会見をして経過を説明している。紛失したのはルテニウム-106という放射線源で約6.1メガ・ベクレルだった。(がんセンター発表の詳細

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放射線同位元素が紛失・所在不明になった場合は、放射線障害防止法により「遅滞なく文部科学大臣に届け出る」ことが義務づけられている。当然がん研究センターもその義務を果たして届け出たものである。そして、文科省は「同事業所に対し、所在不明となっている放射性同位元素の発見に全力を尽くすとともに、所在不明に至った経緯、原因、再発防止対策等の報告を求めました。」と発表している。

ルテニウム-106はベータ線を放出する放射性同位元素で、たぶん、ぶどう膜悪性黒色腫と言われる腫瘍の治療に用いたのではないかと思われる。ベータ線しか出さないから、ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜の総称)近傍のみに放射線を照射し、眼球の反対側まで届くことがない。

仮にこのルテニウム-106から1mの距離で1時間いたとして、被ばく線量は0.2μSvであるから健康に影響はない、と文科省は例のごとく言っている。しかし、がん研究センターの資料では、拾った人が素手で掴んでいたとき、皮膚への被ばく線量は、1時間あたり4.4Gyにもなる。相当に危険な線量であり、指が壊死して切断せざるを得なくなることもあるほどの線量だ。考えてみれば、眼球の腫瘍細胞を破壊するための放射線源である。近づけば危険なのは素人にでも分かる。

しかし、嘉山理事長にごまをするわけではないが、この程度の線源を紛失したからといって、謝ることはない。なぜなら、福島第一原発からはこのルテニウム-106も大量に放出されているからだ。

8月26日に原子力安全保安院が発表した資料「東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値について」という長たらしい題名の文書がある。
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これによれば、ルテニウム-106は2.1×10^9、つまり21億ベクレルが放出されて「所在不明」になっているのである。がん研究センターが紛失した線源の約345個に相当する。もちろん、それ以外の核分裂生成物が大量に「所在不明」である。

ところが、文科省が東京電力に対して「所在不明となっている放射性同位元素の発見に全力を尽く」して「原因を究明し、再発防止策を報告しろ」とは言っていないのだ。(原発が文科省の管轄ではないことは分かっていますよ。しかしね。事業所境界外に出た放射性物質は文科省の管轄ですよ)

嘉山理事長。文科省に「この程度の放射線源が行方不明だからといって大騒ぎするんじゃない!」と言ってやればいい。
しかし、がん研究センターはトラブル続きだなぁ。内部で何が起きているのだろうか?

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