西尾院長(北海道がんセンター)の「福島原発災害を考える」

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市民のためのがん治療の会」に、北海道がんセンター院長の西尾正道先生(放射線治療科)の連載が始まりました。「福島原発災害を考える①」です。

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その前に、同じ放射線治療医である例の中川恵一先生のことを。アピタルのドクター・ビジット「がんを知る 備えることで防げる」と題して、名門横浜雙葉学園で講演というニュースです。

 さて、みなさんの家では、放射線の被曝(ひばく)のことを、結構気にしているかな? 僕は放射線科の医者だから、被曝のことにもすごく関心がある。でも、福島でがんが増えるということはあまり考えられないと思っています。といっても、100年後に見たら、やっぱり2011年から福島、あるいは日本全体でがんが増えてしまうような恐れもあると心配しています。それは被曝によるものではありません。
 日本の野菜は汚染されているんじゃないかとか思って肉ばかり食べて、野菜や魚を食べない。日本の女性を世界一長生きにした野菜中心の食事が失われてしまうと、がんが増える原因になりかねないんです。

福島で将来がんが増えても、それはストレスや野菜不足が原因だろうと、いまから予言をしています。福島産の野菜を摂ることを強制せず、汚染されていない野菜を福島に供給すれば良いだけのことです。これへの批判はこの程度で措いておきますが、女子校での講演に、権威付のための白衣を着てとは、何を着ようと勝手だが、みっともないこと甚だしい。

西尾院長の連載ですが、

 原発事故による放射性物質の飛散が続く中、地域住民は通常のバックグランド以上の被曝を余儀なくされて生活している。私は事故直後に風評被害を避けるために、3月14日に「緊急被曝の事態への対応は冷静に」と題する雑文を短期収束を前提に書いてインターネットで配信(MRIC by 医療ガバナンス学会)させていただいた。

 しかし事故の全容が明らかになり、放射性物質の飛散が長期的に続くとなれば、全く別の対応が必要となる。4カ月を経過したが、放出された放射性物質の詳細な情報の非開示と、不適切な被曝対応が続いている事態は世界から呆れられている。

同じ放射線科医でもこんなにも感じ方が違います。西尾先生は内部被ばくに関しても豊富な知識をお持ちのようです。自衛隊ヘリによる注水についても私と同じような感想を持っています。

自衛隊ヘリによる最初の注水活動「バケツ作戦」では、被曝を避けるために遮蔽板をつけ、飛行しながら散水した。遮蔽板を付けるくらいならばその分、水を運んだほうがましであり、最適な位置に留まって注水すべきである。

 この論理でいえば我々は宇宙から注ぐ放射線を避けるために頭には鉛のヘルメットをかぶり、地面からのラドンガスを避けるために靴底にも遮蔽板を付けて、常に動きながら生活することとなる。医療で部位を定めて照射する直接線(束)からの防護と、空間に飛散した放射性物質からの防護の違いを理解していない。必死の覚悟で作業している自衛隊員が気の毒であった。

理解していないのは中川先生も同じですね。

 今回の事故後の健康被害をチェックするための被爆線量の測定は、外部被爆の測定だけであり、それもガンマ線だけの測定である。科学的な見地からはこんな片手落ちなことはない。関係している専門家と称される人達の見識を疑うものである。

「専門家」というのは、銭と地位のためにしっぽを振っているだけの輩です。

今回は放射線の基礎知識、単位の説明なども丁寧にされており、ICRP基準に則った立場であるとはいえ、『しかし私は、「年間20mSv」という数値以上に内部被曝が全く考慮されていないことが最大の問題であると考えている。』と、まっとうな見識をお持ちです。政府や福島県、放医研の対応は、内部被ばくなどまるでないかのようです。

次回の記事に注目しています。


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