放影研の寿命調査(LSS)第14報

スポンサーリンク
【日 時】2019年8月31日(土) 13:10~16:30(開場・受付:12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分 Luz大森4階 入新井集会室
【参加資格】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参 加 費】1,000円(会場使用料及び資料代、講師謝礼)
【定 員】 130名
【内 容】
●講演:緩和ケア医 大津秀一先生「膵臓がんの緩和ケア~これだけはおさえておくこと~」(仮)
●患者さんどうしの情報交換会~フリートーキング

オフィシャルサイトはこちら
参加申込み受付中です。
LINEで送る
Pocket

放影研の寿命調査(LSS)第14報が出ています。3月にPubMedに発表されていたものが、やっと日本語の概要が読めるようになりました。概要の要点は、

  • がん死亡の17%増加、特に被爆時年齢10 歳未満の群で増加した(58%増加)
  • 全死亡のリスクは、放射線量と関連して有意に増加した。
  • 固形がんに関する付加的な放射線リスク(すなわち、10^4 人年/Gy 当たりの過剰がん症例数)は、線形の線量反応関係を示し、生涯を通して増加を続けている。
  • 全固形がんについて、線形モデルに基づく男女平均の1 Gy 当たりの過剰相対危険度は、30 歳で被爆した人が70 歳になった時点で0.42(95%信頼区間[CI]:0.32, 0.53)であった。
  • そのリスクは、被爆時年齢が10 歳若くなると約29%増加した(95% CI:17%, 41%)
  • 全固形がんについて過剰相対危険度が有意となる最小推定線量範囲は0~0.2 Gyであり、定型的な線量閾値解析では閾値は認められなかった。すなわち、ゼロ線量が最良の閾値推定値であった。

タイトルにもあるように、1950~2003年の被爆者のデータであり、1945年8月の広島・長崎の被ばく後5年間に死亡した人は対象となっていない。また、県外に移住した人なども対象外である。更に遠距離被爆者を比較対象とする、特に問題なのは、内部被ばくをほとんど無視している研究です。多くの問題点が指摘されている研究であるが、それでもなお0.2Gy以下でも統計的に有意であり、閾値は「ゼロ」が最良の推定値だというのだから、「100mSv以下の被ばくは影響ない」との政府・御用学者らの見解の嘘がわかろうというものです。

武田邦彦先生もブログで取り上げているが、「被爆と健康に関する研究ではもっとも権威のある機関でもあります。被曝と健康 決定版!」などと最大限に持ち上げていますが、過去のレポート13報や12報からみても大きな変更はありません。


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 福島原発のもろもろ福島原発のもろもろ 今日の新聞で「原子炉破損で燃料のウラン飛散か」との記事があった。NHKが詳しいが、福島第一原発の事故直後の3月14日の夜から翌朝にかけて原発から130キロ離れた茨城県つくば市で […]
  • 小保方論文よりひどいデータのごまかし小保方論文よりひどいデータのごまかし 先日の鯉のぼりと同じ場所です。ひたち海浜公園内の里の家。 久しぶりの原発関連の記事です。 18日に公表された内閣府原子力被災者生活支援チームの報告書は、何が何でも20ミリシー […]
  • 福島菊次郎「ニッポンの嘘」福島菊次郎「ニッポンの嘘」 今日は正月三が日の最後。キネカ大森に映画を見に行った。「ニッポンの嘘=報道写真家 […]
  • 『がんサポート』の放射線特集『がんサポート』の放射線特集 DP1 Merrill F2.8 1/50秒 ISO=200 […]
  • 8年目の3.118年目の3.11 たかがお湯を沸かして電気をつくるだけのために、最悪なら数千万人もが非難しなければならないような、老朽化した原発を再稼働して使い続けようという魂胆が、理解できない。 […]
  • がん患者は地震に備えようがん患者は地震に備えよう ネット接続が命運を左右する 問題は情報です。電気がなければスマホもパソコンも使えません。情報も命を左右します。ソーラー発電パネルと充電器が必須でしょう。 がん患者は、 […]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です