福島菊次郎「ニッポンの嘘」

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【日 時】2019年8月31日(土) 13:10~16:30(開場・受付:12:50ごろ)
【場 所】JR京浜東北根岸線 大森駅東口から徒歩4分 Luz大森4階 入新井集会室
【参加資格】膵臓がん患者とその家族、遺族
【参 加 費】1,000円(会場使用料及び資料代、講師謝礼)
【定 員】 130名
【内 容】
●講演:緩和ケア医 大津秀一先生「膵臓がんの緩和ケア~これだけはおさえておくこと~」(仮)
●患者さんどうしの情報交換会~フリートーキング

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今日は正月三が日の最後。キネカ大森に映画を見に行った。「ニッポンの嘘=報道写真家 福島菊次郎90歳」。

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広島の被爆者を撮り、その受賞を機会に上京してプロの報道写真家を目指した福島さんの半世紀が、作品を通して描かれている。原爆で生き残った者に対してさえも、拳銃を突きつけてABCCの検査を強制するアメリカと、それに唯唯諾諾と追随する日本政府。天皇の戦争責任を問い、三里塚成田闘争の現場に駆けつける。

そして3.11以後、福嶋の現場で、ときによろめきながらもシャッターを押し続ける。津波で首のとれたお地蔵さまを、丹念に撮る。

ヒロシマもミナマタも、そしてフクシマも「すべて嘘で固められていた」、いやニッポン全体が嘘なのだ、という口調は彼の生きた人生から得た確信だろう。

そうに違いない。昨日まで放射線管理区域からは汚染された物は持ち出せはしなかった。管理区域内では一切の飲食は禁止であった。その旨を「掲示しなくてはならない」と法律に書かれていた。放射線管理区域を廃止するときには、例え汚染の可能性のまったくない、密封された固体の金属同位元素を使っていた施設でさえも、スミヤ法での拭き取りとサーベイメータによる測定で「汚染がないことを証明する」ことが要求されたのだった。私の放射線管理業務に関わった30年の経験では、こういうことは幾度もあった。「密封線源だよ。汚染されているはずはないじゃないか。これだから役人は杓子定規だと言うんだ」と、ばかばかしいとは思いながらも、ふきんで床を拭いてはサーベイメータで測定し記録をしたものだった。もちろんほんの少しでも汚染が見つかればたいへんな騒ぎになる。徹底的に除染することを要求されるのだ。

放射線障害防止法では、放射性同位元素を「密封線源」と「非密封線源」の大きくふたつに分ける。「密封」とは通常の使用状況では中の放射能が漏れる恐れの無い物のことをいう。金属製のカプセルに入れられて溶接されているような場合だ。「非密封」とは気体の放射性同位元素、液体でガラス瓶に入っているものなどをいう。密封線源だけを扱う施設では、非密封のそれに比べて施設基準も管理基準もはるかに緩やかなのである。

ところがどうだ。3.11後は東京都内の多くの場所が、非密封の放射性同位元素で汚染されている。1平方メートルあたり4万ベクレルという管理区域の設定基準を超えているのだ。密封されていない核種が生活の場に存在するという異常事態である。「直ちに健康に影響はありません」と枝野は言った。直ちに影響がなければ許されるのなら、3.11以前の文科省や経済産業省の対応はいったいなんだったんだ。都合が悪くなったら法律を変える、新たな法律を作る。これを世間では「後出しじゃんけん」という。一方で放射線を扱う施設では、これまで通りの法律と管理基準と役人の「ご指導」が変わることなく続いている。これが嘘でなくて何を嘘という。

もちろん、これも「ニッポンの嘘」のひとつだ。「本音と建て前」ということではないんだ。そうではない。彼らの本音は、国民をコントロールするためなら嘘をついてもよいのだ、ということだ。

首都圏直下型地震が間近に迫っているという。高知大の岡本教授らによれば、M9クラスの地震は100年単位のスパンでこの日本列島を襲っていることが、最近ますます明らかになりつつある。M6.5の地震しか想定していない原発が絶えられるはずのないことは、小学生にだって分かる。重力加速度が980m/s2だから、980ガル以上の垂直地震動なら原子炉は宙に浮く。これに絶えられる建物なんかは存在しない。しかし、専門家と称する人たちは「活断層」だけが問題であるかのように、延々と議論をするつもりのようだ。これは問題のすり替えだ。活断層があろうがなかろうが地震は予知できないのだ。3.11の東北地方太平洋沖地震をだれも予想すらできなかったではないか。活断層がなければ地震は起きないと、いつ科学的に確立したのかね。

経済が大事だから再稼働するという。阿倍さん、あなたの在任中は原発事故は起こらないかもしれない。しかし、それで良いのかね。憲法改定よりももっと火急の課題があるのではないのか。

今年は正念場だ。


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