正常性バイアス

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

木曜日から出張です。二晩続きでYahoo!の地震速報に何度も起こされて日中は睡眠不足でした。

地震の被害に遭われた方、犠牲になられた方にお悔やみを申し上げます。

九州地方にこのような大地震が起きるとは予想されていませんでした。日本列島はどこでも巨大地震が発生する可能性があると、改めて証明されたわけです。先日のNHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ」では、九州ではGPSの測定による変異が複雑化していることが語られていました。

今回の震源地は、中央構造線沿いに、東には伊方原発、南西には川内原発があります。地震が断層に沿って広がっているのではとの懸念があります。

このようなときに危ないのは「正常性バイアス」です。まぁ、これ以上にはならないだろうとか、きっとたいしたこともなく収まるだろうとか、「安全」だと思いたくて危険を過小評価しがちです。

がん患者でも、どこかおかしいなぁ、背中の痛みがずっと続くけど、疲労のせいだろう、歳のせいだろうと思いたくて、がんかもしれないという思いがあってもねじ伏せて、時間が経ってから精密検査すると「手術できない末期がんです」となる、こんな例が多いのです。

今朝の地震によって、熊本県益城町で観測されたこの最大の揺れが1580ガルを示したということです。ところが川内原発の耐震設計の基準振動がわずか620ガルとされています。その川内原発が今再稼働していて、規制庁も丸川大臣も「川内原発を止める必要はない」と言っているのです。これも「安全性バイアス」でしょう。川内原発の設計基準地震動の2倍以上の揺れを観測しているのです。

電気が余っているのに、危険を冒してまで稼働をし続けることはないのです。念のために止めたっていいじゃないですか。

気象庁も「このようなM6暮らすが続く地震は経験がない」と言っています。「想定外は常に起きる」のが3.11東日本大震災での教訓のはずです。それでもまだ「安全」と思いたがるのは「経済第一」に目がくらんだ安全性バイアスの重症です。


がんと闘う多くの仲間がいます。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ がんへ
にほんブログ村


スポンサーリンク

このブログの関連記事

  • 度の過ぎたパフォーマンス度の過ぎたパフォーマンス オスプレイが初めて災害救助活動に使われ、第7艦隊と在日米海兵隊もTwitterで盛んに実績をアピールしています。支援はありがたいですよ。しかしなぁ、オスプレイに対する国民感情を […]
  • 災害時 がん患者の役立ちマニュアル災害時 がん患者の役立ちマニュアル ~熊本県熊本地方を震源とする地震で被災なさった方へ~熊本県・大分県のがん相談支援センターの相談対応状況について【がん情報サービス】 現在、熊本赤十字病院等一部の病院では、現在相 […]
  • チェルノブイリ事故から30年チェルノブイリ事故から30年 自分の生きているあいだには、福島のような事故は多分起きないだろう、という淡い期待は、こんなに食事や健康に気をつけているのだから、私が癌になるはずはないだろう、と同じ。なんの根拠も […]
  • CA19-9保険制限回数越えても「選定療養」で可能にCA19-9保険制限回数越えても「選定療養」で可能に 膵臓がんの治療効果などを判定する腫瘍マーカーCA19-9について、「個室部屋」などと同じ「選定療養」として扱うことが、13日に開かれた中央社会保険医療協議会・総会で了承されました […]
  • 使えない患者申し出療養制度使えない患者申し出療養制度 4月1日から「患者申し出療養制度」が始まりました。この制度、賛否両論がありますが、私は混合診療の拡大につながる、国民皆保険制度がなし崩しになるという点で反対です。賛成の立場の清郷 […]
  • 「お粥試し」が熊本地震を予知?「お粥試し」が熊本地震を予知? 佐賀県みやき町にある千栗八幡宮の「お粥試し」は、神亀元年(724年)に、壬生春成が始めたと伝えられており、1200年以上の歴史をもつ、日本三大粥祭りの一つに数えられるお祭りだそう […]
  • 蒲田でミニオフ会蒲田でミニオフ会 今日は朝から久しぶりのチェロ。先週の出張は久しぶりのきつい肉体労働だったので、足腰と腕も痛くて弓を持つ元気もなく、1週間ぶりのチェロレッスンとなった。 Exerciseでちょっと […]
  • やってられないなぁやってられないなぁ やってられないなぁ。 パマナ文書に書かれた日本企業は、丸紅、三菱商事、商船三井、大日本印刷、大和証券、JAL、セコム、日本郵船、ジャフコ、日本紙、オリックス、バンダイ、ドリームイ […]
LINEで送る
Pocket

正常性バイアス” に対して2件のコメントがあります。

  1. キノシタ より:

    ババリーナふじこさん。
    大きな被害がなくてなによりでした。飲み水があり、トイレが使えて、食事ができる。こんな普通のあたりまえの生活が、実は本当に大切なものであり、ありがたい(まさに”有ることが難しい)ことだと実感しますよね。
    3.11後、我が家では、飲料水・トイレットペーパー・おねしょシーツ(ペット用)、食糧を2週間分を常時備蓄しています。
    おねしょシーツ(老人用の紙おむつでも可)を便器に敷いて用を足し、ネコ砂で匂いを消してそのままビニール袋に入れれば、断水しても水洗トイレが使えます。
    「想定外を想定する」ことが、3.11後の日本では命を守る手段だと思います。
    中央構造線沿いに地震が東西に波及して、四国・関西・東海・関東と連鎖、南海トラフ地震と首都直下型地震、富士山噴火。いずれも怒りうることで、それが明日なのか100年後なのかが不明なだけですよね。
    起きる可能性のある事象は、必ず起きる。これが東日本大震災からの教訓です。

  2. ババリーナふじこ より:

     人生初の大揺れでした。免震構造の集合住宅に住んでいるため、震度4程度ではあまり感じたことがなかったのです。熊本、いや、九州の人達は、経験が無いだけに、防災意識があまり高くないようです。かく言う私も、今とっても反省しています。
     
     幸い、私も相方も無事で、本棚が3つ倒れただけでした。断水も、明日には回復しそうです。避難生活を強いられている方々に想いを馳せると、「なんと恵まれていることだろう」としみじみ感じます。
     『正常性バイアス』 : 心に刻みつけておきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です