ナノマシンを使ったDDS、膵臓がんの第3相試験


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WEBRONZAに載ったニュースです。

DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)の研究は以前から報告されていましたが、いよいよ膵臓がんで第3相試験が進んでいるようです。

膵臓がんは、物質の漏出性に乏しい血管構造を有しており、がん細胞を覆う線維組織がバリアとなり、抗がん剤が届きにくいのが特徴です。

「ナノマシン」は極小の高分子粒子の中に抗がん剤などの薬剤を包み込んだもの(図参照)。注射で体内に入れると、血流に乗って全身をめぐる。病院と同じように自動で検査や診断をし、患部で薬剤を放出して病気を治す。その働きから「体内病院」(In Body Hospital)とも呼ばれる。

ナノマシンの大きさはウイルスと同程度の直径約50ナノメートル(1ミリの2万分の1)ある。正常な組織では血管壁の穴が小さくて血管の外へ出られないが、がん組織は大量の栄養や酸素を必要とするので穴が100ナノメートルと大きく、ナノマシンは容易にがんの中に入っていける。
がん組織は酸性になるので、ナノマシンはそれを検知すると自ら壊れ、抗がん剤を一気に放出するよう設計されている。
臨床試験は5種類のがんを対象に行われており、中でも乳がんとすい臓がんは、安全性を見るフェーズ1、効果の有無を調べるフェーズ2を終え、今は最終のフェーズ3(他の治療法との比較)に入っている。

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ここにきて、やっと第3相試験の先が見えてきたようです。実用化までもう少しですね。

 

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