締切まで1週間!膵がん外科医 佐藤典宏先生の講演

佐藤典宏先生のプロフィール

産業医科大学第1外科講師(外科医、がん専門医)。1968年、福岡県生まれ。1993年、九州大学医学部卒。外科医として修練後、2001年から米国ジョンズ・ホプキンズ大学医学部に留学し、がんの分子生物学を研究。帰国後は、消化器がんの症例を中心に1000例以上の外科手術を経験し、日本外科学会、日本消化器外科学会専門医・指導医、がん治療認定医、日本膵臓病学会認定指導医の資格を取得。

がん患者さんに役立つ情報を提供するため、2016年から「『がん』をあきらめない人の情報ブログ」、2020年からYouTube「がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ」を開設(現在、登録者8万人を突破)。著書に『ガンとわかったら読む本(マキノ出版)』、『がんに負けないたった3つの筋トレ(マキノ出版)』など多数。

佐藤先生と「膵臓がん患者と家族の集い」は少なからの因縁があります。リアルでの講演を何度も計画しましたが、台風やコロナ禍によって実現することができず、代わりに Zoom を使ったリモート開催で何度か講演を行っていただきました。

その際の動画はオフィシャルサイトに残してあります。

今回の講演の演題は『膵がんで死なない心と体のつくり方』

関東近辺の方は是非リアルでのPiO会場にお越しください。遠方の方は YouTube で講演内容や事前に参加者から出していただいた質問事項にお答えしていただくことができます。

膵がんで死なないためには

がんと診断された患者さんががんで死なないためには、心身ともに健康な状態を維持することが重要です。心の面では、以下の点が考慮されます。

1.ポジティブな心の持ち方:がんにかかってしまったことは避けられない事実ですが、それでも諦めずに前向きに生きることが大切です。自分にできることを最大限に努め、自分を信じることで心の強さが育まれます。

2.心の安定:がんと診断された患者さんは、不安やストレスにさらされやすい状況に置かれます。自分なりのストレス解消方法を見つけることで、心の安定を保ちながら治療に臨むことが大切です。

3.人間関係:家族や友人などのサポートがあることは非常に重要です。話し相手や共感してくれる人がいることで、心の負担が軽減されます。

体力について考えると、がん治療は体力的にも負担が大きいものです。以下の点が考慮されます。

1.適度な運動:適度な運動は、体力を維持するだけでなく、免疫力を高める効果もあります。ただし、がん治療の種類や進行状況に応じて、運動量を調整する必要があります。

2.栄養バランスのとれた食事:治療に伴う副作用や食欲不振により、栄養バランスが偏ることがあります。栄養バランスのとれた食事を心がけることで、体力を維持し、治療にも良い影響を与えます。

3.睡眠の質:睡眠は、体力回復にとって重要な要素です。しかし、不安や痛みによる睡眠障害が起こることがあります。睡眠の質を高めるためには、適切な睡眠環境を整えることや、医師に相談して睡眠薬を服用することも考慮されます。

以上のように、がんで死なないためには、心身ともに健康な状態を維持することが必要不可欠です。

治療を受けるだけでなく、自分自身の健康管理にも積極的に取り組むことが大切です。

また、医師や看護師、カウンセラーなどの専門家とのコミュニケーションを密に保ち、治療についての理解を深めることも重要です。 最近では、がん患者さんに向けた心身の健康をサポートするサービスや、情報提供が充実しています。そのような情報やサービスを活用することで、より充実した生活を送ることができます。また、周囲の人々からのサポートや、自分自身の信念や生きる意味を見つけることも、がんで死なないためには大切な要素です。


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