【がん患者のために】がん専門AIアドバイザー『ランタン』





がんとの戦いは情報戦
東京大学名誉教授の児玉龍彦氏を中心として、『AI搭載がん相談サービス』のプロジェクトが立ち上がっています。
がんの治療は情報戦です。ちまたにあふれる情報の中からいかに正しい知識を得ていくかが鍵になります。玉石混交の情報があふれる今、私たちは専門家監修の下、がんに関する最新の正しい情報をAIに学習させた「がん相談サービス『ランタン』」の開発を進めています。
Chat GPT などの生成 AI を使ってがんの情報を得ようとした場合に、頻繁にハルシネーション(もっともらしい嘘)が返ってきます。
患者にとって、どれが信頼できる情報なのかを判断することはなかなか難しいです。
そこで児玉龍彦氏らは、単に AI 任せではなく、信頼できる情報かどうかを専門家が チェックした上で、AI に学習させるという方法を取ることにしました。
4月からの運用を目指しており、現在はまだテスト段階ですが、こちらで Web 版を試すことができます。
(WEBサイト版:Lantern_0.25)
※まだがん情報サービスの出典がメインのようです。
「ランタン」クラウドファンディング
がん治療は遺伝子解析に基づく個別化医療がメインとなる時代を迎えています。
そして治療法や薬剤の進歩は日進月歩です。
日本ではガイドラインは約2年に一度改定されますが、アメリカではほぼ1ヶ月ごとに改定されています。それほどのスピードなのです。
ですから標準治療は最高の治療には違いないのですが、その標準治療は2年遅れの可能性すらあるわけです。
そこで自分に必要な最新情報をいかに集めるか、それが治療結果と生存率を決める鍵となります。
3月末までに、クラウドファンディングで500万円の目標を掲げています。(↑ クリック)
- がん患者向けに最新の治療法やケアに関する信頼性の高い情報を提供するためにAIを搭載した相談サービス「ランタン」の開発を目指しています。
- プロジェクト概要: 「ランタン」は、がんに関する最新の知見や治療法、体のケア、最期の看取りまで、何でも相談できる対話型AI搭載相談サービスです。
- 背景: プロジェクトのオーナーは、ステージ4の大腸がんを患っており、がん治療において正しい情報の重要性を痛感しています。
- 目標: クラウドファンディングにより5,000,000円を目標金額とし、これまでに1,116,500円の支援を受けています。
- サービスの特徴: がん治療の専門家が監修した情報をAIに学習させ、正しい情報を提供します。現在はプロトタイプ版(Lantern_0.25)が公開されています。
- 開発チーム: 東京大学、国立がん研究センター、帝京大学、山梨県の先進的な介護施設の専門家たちが中心となって開発。
この動画で、児玉龍彦氏は、最新のがん情報を集めることが、生死を分けることになると力説しております。