2026年 抹茶ブームの影で:深むし茶品薄と「茶葉の資産化」への挑戦
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現在、日本の茶業界は大きな転換期にあります。海外での空前の抹茶ブームにより、茶葉の生産現場では輸出向けの抹茶原料(てん茶)へのシフトが急加速しています。その煽りを受け、我々がんサバイバーが日々の「がん活」の要としてきた高品質な深むし茶が深刻な品薄に陥り、価格の高騰を招いています。
私がブログで長年推奨してきた「源宗園」の深むし茶についても、主力製品である「茜富士」などが2026年3月をもって販売終了、あるいは一時的な品切れとなる事態が発生しています。
なぜ「深むし茶」が消え、抹茶が増えるのか
世界的な健康意識の高まりにより、日本の抹茶は「スーパーフード」として確固たる地位を築きました。生産者にとって、高値で取引される輸出用抹茶への転換は合理的な経済判断ですが、その結果、手間のかかる「深むし煎茶」の生産ラインが縮小しています。
さらに、昨今の燃料費や物流費の高騰が追い打ちをかけています。お茶は嗜好品であると同時に、私たちにとっては「抗がん成分を摂取するための戦略的物資」です。この品薄・高騰は、単なる食卓の危機ではなく、「治療の補助手段」の危機とも言えるでしょう。
深むし茶+お茶ミル:最強の「がん活」ツールを再考する
私が「源宗園」の深むし茶をこれほどまでに推してきた理由は、その圧倒的なカテキン含有量にあります。
- EGCG(エピガロカテキンガレート)の力: 緑茶に含まれるEGCGには、がん細胞の隣接組織への浸潤を抑制し、血管新生を阻害する強力な抗がん作用が報告されています。
- 「粉末」で丸ごと摂る意義: 急須で淹れるだけでは、有効成分の約70%が茶殻として捨てられてしまいます。京セラのお茶ミルで粉末にすることで、水に溶けないビタミンAやE、食物繊維、そして重要なカテキンを100%体内に取り込むことができるのです。
- 深むし茶の優位性: 深むし茶は通常の煎茶より蒸し時間が長いため、茶葉が細かく砕けやすく、お茶ミルで挽くのに最も適しています。
成りゆきを愛でつつ、賢く備える
「散る桜 残る桜も 散る桜」という良寛の言葉にあるように、市場の変動や品切れもまた、世の「成りゆき」の一つです。
しかし、私たちは「主治医は自分だ」という気概を持ち、情報の荒波を泳ぎ抜かなければなりません。お茶の価格が上がろうとも、高価で怪しげなサプリメントに月数万円投じることに比べれば、「高品質な茶葉をミルで挽いて飲む」コストパフォーマンスは依然として最強です。
源宗園の在庫復活を待ちつつ、今ある茶葉を「一期一会」の思いで大切に挽き、今日という一日を精一杯生き抜きましょう。
推奨してきた源宗園の「茜富士」や「錦富士」が手に入らない今、私たちはどのように「カテキン習慣」を維持すべきでしょうか。
源宗園の品切れに対する「サバイバル戦略」
愛用されている源宗園の「茜富士」や「錦富士」が品切れや販売終了となっている現状において、代わりとなる深むし茶を選ぶ際のポイントを、著者の経験と資料に基づき以下の5つの基準でまとめました。
1. 外観と形状のチェック
深むし茶は「蒸し」の工程が長いため、茶葉が細かく砕けているのが特徴です。
- 粉の多さ: 葉が短くつぶれており、見た目に「粉」が多いものを選んでください。お茶ミルで挽く場合、粉状の茶葉は挽きやすく、成分をまるごと摂取するのに適しています。
- 色味: 形よりも「色」を重視します。深く、濃い新緑色をしているものが良質な深むし茶の目安です。
2. 100%深むし茶であることの確認
市販品の中には、「深むし茶」と表示されていても他の茶葉がブレンドされている場合があります。
- 純度の確認: 100%深むし茶であることを店に確認するか、表示をチェックしてください。
- 茎茶を避ける: 茎茶(くき茶)はお茶ミルに不向きで、故障の原因になる可能性があるほか、挽いても味が良くないため、代用品としては避けるべきです。
3. 具体的な推奨代替ブランド

- 蔵屋鳴沢の「みどり」: 伊豆の国市、韮山反射炉の隣で栽培されているお茶です。非常にまろやかで美味しく、著者がネットで再注文するほど「はまっている」代替筆頭の銘柄です。
- 宇治田原製茶場の「深むし茶 蔵ざらえ」: 期間限定(春先など)の販売ですが、お茶ミルで挽くのに適した粉茶であり、宇治茶らしい良い味が保証されています。
4. 価格と味のバランス(コストパフォーマンス)
がんと闘うための「カテキン習慣」は長期継続が前提です。
- 高価=高品質とは限らない: 豪華な包装の高級茶でも、コクや香りが深むし茶としての期待に沿わないことがあります。
- 少量で済む利点: お茶ミルで粉末にして飲む場合、急須で淹れるよりも茶葉の消費量が格段に少なくなります。そのため、源宗園より少し単価の高いお茶を選んでも、トータルの費用はそれほど増えません。
5. 店員への相談
迷った場合は、老舗のお茶屋で以下の条件を伝えて選んでもらうのが最も確実です。
- 「お茶ミルで挽いて飲むこと」
- 「とろっとしていて強い甘みがあるもの(深むし茶特有の味)」
- 「カテキン含有量を重視していること」
結論として、源宗園の代わりを探すなら、まずは蔵屋鳴沢の「みどり」を試してみるか、「100%深むし」「粉が多い」「新緑色が濃い」という基準で地元の老舗に相談してみることをお勧めします。



