「膵臓がん患者と家族の集い」のご案内


【日 時】2026年5月30日(土) 13:15~16:00(開場:13:00)
【会 場】大田区立消費者生活センター 2階大集会室
【参加費】1,000円
【対 象】膵臓がん患者とその家族、ご遺族
【定 員】60名
【内 容】第1部:講演「膵臓がん治療の今とこれから」
         浜本 康夫 先生(東京科学大学 臨床腫瘍学分野 主任教授)
     第2部:交流会(テーマ別の情報交換とおしゃべり会)

申込締切は5月26日(火)19:00です。
詳しくはオフィシャルサイトで


膵がんのコンバージョン手術は行うべきか?

古瀬 純司先生(神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター総長)が膵がんのコンバージョン手術について最新の知見を紹介しています。

内容を要約すると次のとおりです。

コンバージョン手術に期待をしている膵臓がんの患者さんも多いことでしょう。参考にしてください。

コンバージョン・サージェリーの概要と目的

コンバージョン・サージェリーとは、診断時に病変の広がりや遠隔転移のために「切除不能」と判断された膵がんに対し、薬物療法や化学放射線療法によって病状を改善させ、切除可能となった段階で行う手術のことです。

最大の目的は、薬物療法単独では極めて困難な「がんの治癒」や「長期生存」を目指すことにあります。膵がんは薬物療法のみでは5年以上の生存が難しいため、手術という強力な治療介入を加えることで完治の可能性を模索します。

注目される背景

かつての治療法では腫瘍縮小効果が限定的でしたが、近年、FOLFIRINOX療法GnP療法(ゲムシタビン+ナブパクリタキセル)といった強力な薬物療法が登場しました。これらにより30%を超える奏効率(腫瘍が著明に縮小する割合)が得られるようになったことが、この手法が注目される大きな要因となっています。

治療成績とエビデンス

後ろ向き観察研究である「PC CURE 1試験」では、以下のような有望な結果が示されています:

  • 生存期間中央値: 切除施行群が34.4カ月(手術なし群は19.8カ月)。
  • 5年生存割合: 切除施行群で約30%

ただし、これらはまだ科学的検証の途上にあります。現在は「PREP 04」などの前向き観察研究が進められており、さらなるエビデンスの蓄積が待たれています。

課題と今後の展望

  • 手術の是非: 薬物療法が奏効している状況で、侵襲の大きい手術を行うべきか、あるいは薬物療法を継続すべきかは慎重な判断が必要です。
  • 症例の選択: 術後に早期再発するケースも少なくないため、ctDNA(血液中のがん由来DNA)を用いた微小残存病変(MRD)の評価などにより、手術で利益が得られる患者を適切に絞り込む手法が検討されています。
  • 医科連携: 難治がんである膵がんの克服には、内科医と外科医が緊密に連携し、個々の患者の価値観に合わせた治療戦略を立てることが不可欠です。

生成AI(NotebookLM)に質問

膵臓がんのコンバージョン手術に関しては、多くの疑問や問い合わせがあろうかと思います。

それに対応できるよう、生成AI(NotebookLM)に膵臓がんのコンバージョン手術に関する信頼できる資料を集めて自由に質問できるよう作成しました。

例えば、コンバージョン手術の後、うまくいかなかった場合の処置はどのようなものがありますか?とか、また、薬物療法を続けるべきか、コンバージョン手術に踏み切るべきか迷っております。どのような判断基準があるのでしょうかなど、様々な疑問を入力してみてください。きっと役に立つ回答が返ってくると思います。

質問プロンプトの要領:「がん患者にも理解できるように専門用語は噛み砕いて中学生にも分かるように説明して」と付け加えてください。そして、回答に対してわからない点があれば、それに対して「もっと詳しく説明して」とか「◯◯が理解できません。例を上げて説明して」などとプロンプトを入れてみてください。

以下のリンクをクリックしてください。

切除不能膵がんに対するコンバージョン・サージェリーの意義

例えば、「コンバージョン手術はダビンチ(ロボット支援手術)を使う場合が多いのでしょうか? 中学生にも理解できるように説明して」と質問すると、

以下のような回答が返ってきました。

膵がんの「コンバージョン手術」について、中学生のみなさんにもわかるように、言葉を噛み砕いて説明します。

1. コンバージョン手術ってなに?

一言でいうと、「逆転サヨナラ勝ちを目指す手術」のことです。

  • 最初は「手術できない」と言われる: がんが大きすぎたり、大事な血管を巻き込んでいたりして、最初から手術で全部取り除くのが難しい場合があります。
  • 薬や放射線でがんを小さくする: まずは強力な抗がん剤(薬)や放射線を使って、がんを攻撃して小さくします。
  • 「手術できる」状態に変える(コンバージョン): 治療がうまくいってがんが小さくなり、きれいに取り除けそうな状態に「変わる(コンバージョンする)」ことがあります。そのタイミングで行う手術が「コンバージョン手術」です。
2. なぜ「ダビンチ(ロボット)」をあまり使わないの?

結論からいうと、この手術は「超むずかしい」からです。

ダビンチのようなロボット手術は、カメラで細かいところまで見えて、手ぶれもせず精密に動けるのが得意です。しかし、コンバージョン手術では次のような特別な難しさがあります。

  • がんと血管がベッタリくっついている: コンバージョン手術が必要な膵がんは、もともと「血管の近く」にあります。薬で小さくなったとしても、血管の壁にがんがこびりついていることが多く、血管を一部切り取って縫い直す(再建)という、非常に高度なテクニックが必要になります。
  • 安全を第一に考える: 大事な血管(上腸間膜動脈や腹腔動脈など)を扱うため、万が一の出血にもすぐ対応できるよう、お腹を大きく開けて、お医者さんが自分の手で直接確認しながら行う「開腹手術(かいふくしゅじゅつ)」のほうが、今のところ安全で確実だと考えられています。
3. ダビンチや腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う場合は?

ロボットや腹腔鏡(カメラ)を使った手術は、主に次のような場合に行われます。

  • がんがまだ血管を巻き込んでおらず、手術の難易度が比較的低い場合。
  • 「本当に手術して取り切れるか」を確認するために、カメラで先にお腹の中をのぞく検査(審査腹腔鏡)をする場合。
  • 設備が整い、ものすごく経験豊かなお医者さんがいる限られた病院で行う場合。
まとめ

コンバージョン手術は、一度は「手術ができない」と言われた状態から、薬の力でチャンスを作って挑む、とても難易度の高い手術です。そのため、今の医療では、ロボットに頼るよりも、経験豊富な外科医のチームが直接目で見て手で触れる「開腹手術」で、確実に取り切ることを優先するのが一般的です。

生成AIは間違うことがあります。あくまでも参考として再確認してください。

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