梅屋敷の路地裏で見つけた粋な贅沢。老舗『大森 やまと』で楽しむ、釜揚げしらす丼と昼下がりの冷酒

今日のランチは、自宅からもほど近い、京浜急行線・梅屋敷駅から歩いて4分ほどの場所にある、手打ち蕎麦の老舗『大森 やまと』さんへ。梅屋敷商店街から少し北の路地に入った角に佇む、知る人ぞ知る名店です。

敷居が高そう? いえいえ、実はとても親しみやすいんです

瓦屋根に藍色の暖簾、そして美しく整えられた竹垣。

一見すると格式高い会席料理店のようで、入るのに少し勇気がいる佇まいです。実際、近所のご葬儀の後に参列者の方々が貸切で食事をされている姿を時折見かけます。

「ちょっとお高いのかな?」と心配な方は、店頭のお品書きを確認してみてください。ご飯物や一品料理、お手頃なランチセットが並んでいて一安心。安心して暖簾をくぐれます。

ひと目で確信する、上品で贅沢な「釜揚げしらす丼」

店内に一歩足を踏み入れると、和の落ち着いた空間が広がっています。 私の定番は、お蕎麦とセットになった「釜揚げしらす丼」(ランチタイムのEセット、1,200円)。

運ばれてきたお盆を見た瞬間に、思わず「これは美味しい!」と心が躍りました。 丼には、お店で釜揚げしているという自家製のしらすが、ふっくらと惜しみなく敷き詰められています。その上には爽やかな大葉、艶やかに輝くイクラ、黄金色の卵焼き、そして刻み海苔。 醤油をほんの少しだけ垂らして口に運ぶと、しらすの絶妙な塩加減と上品な旨味が口いっぱいに広がり、これまで食べたしらす丼の中でも指折りの美味しさです。

名物の手打ち蕎麦は、北海道産と群馬県産の蕎麦粉をブレンドして打っているのだそう。うっすらと茶がかった細打ちの蕎麦は、程よいコシと喉越しが抜群です。 小ぶりなざるに盛られたお蕎麦は、ボリューム重視の方には少し控えめに感じられるかもしれませんが、私にはこの上品な量がちょうど良い塩梅。しらす丼とのバランスも完璧です。

涼やかな竹の器でいただく、昼下がりの至福の冷酒

そして今日は、お休みの日。少しだけ特別な贅沢を。 お蕎麦のお供に、冷酒「八海山」を注文しました。 運ばれてきたのは、なんともお洒落な竹の徳利。キリリとよく冷えた『八海山』の辛口な味わいが、この粋な器によってさらに引き立ちます。

自家製のしらす丼を頬張り、蕎麦を手繰り、そして冷酒をきゅっと嗜む。 添えられた沢庵と白菜の浅漬け、丁寧にすりおろされた本山葵の薬味まで、すべてが抜かりなく美味しくて、本当に幸せな時間でした。

お会計は締めて1,950円(しらす丼セット1,200円+冷酒)。最近の物価高を考えれば、これだけ丁寧な手仕事と贅沢な時間を楽しめてこのお値段は、むしろお安いと感じるほどです。

すっかり良い気分になって帰宅。 それから2時間ほど、心地よい酔いの中でうとうとと船を漕ぎながら、最高の午後のまどろみを味わいました。 梅屋敷の路地裏で、あなたも少し贅沢な大人時間を過ごしてみませんか? 自信を持っておすすめしたい、とっておきのお蕎麦屋さんです。

【店舗情報】

定休日: 月曜日 (※営業時間や価格は変更となる場合があります。ご来店前に店舗にご確認ください)

店名: 手打蕎麦・会席料理 大森 やまと

住所: 東京都大田区大森西6-13-11

アクセス: 京急本線「梅屋敷駅」徒歩約4分

営業時間:

火〜土:11:30〜15:00、17:00〜21:00

日・祝:11:30〜15:00、17:00〜20:30