2021年2月23日 / 最終更新日時 : 2021年2月23日 キノシタ 免疫・ワクチン療法 「がん免疫治療薬」が効く人、効かない人を予測 ヨミドクターの記事ですけども、この内容の国立がん研究センターの発表は昨年の9月ですよね。既に承知の方も多いとは思いますが、読売新聞に掲載されたということで改めて紹介しておきます。 「オプジーボ」をはじめとしたがん免疫治療 […]
2021年1月28日 / 最終更新日時 : 2021年2月6日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(150)『免疫の守護者 制御性T細胞とはなにか』 制御性T細胞は免疫の守護者 制御性T細胞の発見者である坂口博士の著作です。「制御性T細胞(Tレグ)」の発見から発展、がん治療への応用、そして「制御性T細胞(Tレグ)」とは何か?という内容である。 これを読むと、坂口博士が […]
2020年6月18日 / 最終更新日時 : 2021年2月6日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(140)『がん免疫療法の突破口』 原題は「THE BREAK THROUGH」、アメリカのサイエンスライター チャールズ・グレーバーの著作です。 結構、読みでがありました。 免疫療法開発100年の歴史 2018年、ノーベル医学・生理学賞は、J・アリソンと […]
2020年5月27日 / 最終更新日時 : 2021年2月6日 キノシタ 免疫・ワクチン療法 免疫療法が、がんの一次治療となる時代 アテゾリズマブが転移性非小細胞肺がんの一次治療としてFDAが承認。 免疫療法が、がんの一次治療となる時代が到来する。
2019年12月19日 / 最終更新日時 : 2019年12月19日 キノシタ お薦めの本 今日の一冊(133)『免疫力を強くする』 がん患者なら「免疫力」を高めることに関心があることでしょう。多くの方がサプリメントや食事療法を取り入れています。 免疫学の第一人者、宮坂昌之さんが科学的に正しい「免疫力」の鍛え方を書いています。 昨日18日 […]
2019年12月10日 / 最終更新日時 : 2019年12月10日 キノシタ お薦めの記事 老化とがん キーワードは「エピジェネティクス」 NHKスペシャルで放映された『人体 ミクロの大冒険』が書籍で出版されています。 製作の裏話や放送できなかったことなども紹介されており、興味深い内容です。3回にわたっての放映ですが、この […]
2019年11月24日 / 最終更新日時 : 2019年11月24日 キノシタ 免疫・ワクチン療法 がん治療で無視できない腸内細菌 腸内フローラ 次世代シークエンサーといわれる遺伝子解析装置の開発など、最近の分子生物学の進歩により、腸内細菌の新しい事実が明らかになってきました。 なんと、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患、糖尿病や高血圧など […]
2019年11月12日 / 最終更新日時 : 2019年11月12日 キノシタ 免疫・ワクチン療法 スーパーシステムとしての免疫系 免疫は「複雑系」であるとして、「もともとは単一の細胞の自己複製から始まって、自ら多様なものを作り出し、その相互関係を介して自己の行動様式を決めている免疫は、より高次の複雑系として働いている、生命全体のひな形」と主張する。
2019年8月15日 / 最終更新日時 : 2021年2月6日 キノシタ お薦めの記事 免疫チェックポイント阻害薬で、逆にがん増殖速度がアップ 免疫チェックポイント阻害薬で治療を受けた消化器系の患者で、腫瘍の著しい増殖(超進行:Hyperprogression)が認められたそうです。 免疫チェックポイント阻害薬の使用前と使用後のがん増殖の早さ(腫瘍成長率:TGR)の比をTGKRと定義し、TGKR≧2を「超進行」としました。 評価可能な患者のうち、超進行の割合は、研究者と癌腫にもよりますが、9%~29%にもなると報告されています。
2019年6月2日 / 最終更新日時 : 2019年6月2日 キノシタ お薦めの記事 未承認のがん免疫療法、臨床腫瘍学会が警告 この種の警告、確か何度か見たことがあるはず。それでも被害がなくならないってことか。 さらに、本庶佑氏のノーベル医学生理学賞の受賞を機に、騙す手口がより巧妙になっているからかも。「免疫」とつけば、すべてが先進医療、治る治療 […]
2019年5月28日 / 最終更新日時 : 2019年9月13日 キノシタ お薦めの記事 がんクリニックの見分け方 美容整形外科や眼科、歯科医まで「免疫(細胞)療法」を謳っていますから、本当に氾濫しています。 ただ、がん患者が「もしかしたら私には・・・」と考える気持ちはよくわかります。統計的な科学的根拠はなくても、著効例はあるではないか。1%でも可能性があれば挑戦したいという気持ちです。経済的に余裕があればそれも良いでしょう。私ならやりませんが、というのが私の考えです。無下に否定はしません。 しかし、歯科医までが参入しているような治療法に、効果を期待できるのでしょうかね。
2019年4月26日 / 最終更新日時 : 2019年4月27日 キノシタ お薦めの記事 腫瘍免疫と丸山ワクチンのエビデンス 樹状細胞が、がん細胞を破壊して取りこんだがんの断片を樹状細胞の表面のClass-ⅡMHCという分子を介してがんの情報を伝えるのですが、Class-ⅡMHCを介した抗原提示ではキラーT細胞を誘導することができないのです。ところが、樹状細胞の一部には、別のClass-ⅠMHCから抗原を提示するタイプがあり、このタイプの樹状細胞はキラーT細胞を誘導してがんを攻撃するように指令を出すことができます。
2019年4月16日 / 最終更新日時 : 2019年4月16日 キノシタ 丸山ワクチン 『膵臓がん患者と家族の集い』丸山ワクチン講演の報告 丸山ワクチンは「古くて新しい免疫療法」として、最近その効果のある科学的な根拠などが研究をされております。丸山ワクチンは樹状細胞に働きかけて、がん細胞によって抑制された樹状細胞の攻撃力を回復する能力があります。その仕組みとしてクロスプレゼンテーションというものが、最近の研究によって明らかになってきました。
2019年3月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月6日 キノシタ お薦めの記事 丸山ワクチンとがん治療の併用は「混合診療」にならない 丸山ワクチン(SSM)は、例外的対応ではありますが、ゼリア新薬が厚生労働省に癌治療を目的とした治験薬として届出し、その了解を受けて使用されていますので、混合診療には該当しないものとされております。 ただし、丸山ワクチンの注射のみで来院した場合は、診察料を含めてすべてが自費徴収となります。
2019年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月2日 キノシタ お薦めの記事 丸山ワクチンを使って食道がんを克服 頑張りすぎてボロボロになって死を迎えるのと、がんと適当に折り合って気分良く死を迎えることができるのと、どちらが良いか私には自明の理であるように思われる。その点親父贔屓ではないが、丸山ワクチンはがんとの折り合いを望む患者に最適の治療法である。
2019年2月25日 / 最終更新日時 : 2019年2月25日 キノシタ お薦めの記事 放射線はがん細胞をワクチンにする 「放射線は、効果的にがんをワクチンに変えることができるのです」放射線が局所では腫瘍を縮小させる一方で全身では免疫応答を誘導するこの現象は、アブスコパル効果として知られている。