サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

インスリン初めて3週間

12月2日にインスリン注射を初めて3週間経ちました。

持効型のトレシーバを4単位から初めて、朝の血糖値を測定しながら徐々に増やして、今は12単位で打っています。

朝の血糖値は110mg/dL前後をキープしています。

トレシーバで基礎インスリンを補充して、食後のグルコース・スパイクは、食前に服用するグルファストで調整するBOT(Basal Supported Oral Therapy)という新しいインスリン治療法です。

飲み薬はそのままで、注射は1日1回
初めての人でもインスリン療法を始めやすい方法として、今服用している飲み薬を続けながら「持効型(じこうがた)」と呼ばれる、効果が長く続くインスリンを1日1回だけ注射する方法(BOT※)もあります。飲み薬と持効型インスリンの効果を合わせて血糖値を下げる方法です。血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者さんでは、食後の高血糖だけでなく空腹時の血糖値も上昇しています。このため、空腹時高血糖が1日の血糖の推移を押し上げ、食後の血糖値が上昇する原因となっています。
「持効型」インスリンを補充して、空腹時の高血糖を改善することで、全体の血糖の推移がだるま落としのように低下し、糖毒性※※が解除され、本来のすい臓の機能が回復してくると、食後高血糖の改善にもつながります。

基礎インスリンによって、空腹時血糖値が下がる。

治療を続けていると、食後血糖値も改善する。

糖毒性が解除され、食後血糖値が更に改善する。

一日4回のインスリン注射はたいへんですが、持効型で朝の1回だけというのは、ありがたい。

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