ブログ内検索

最新の記事

18回目の「がん記念日」

今日は、私にとって特別な日、「がん記念日」です。膵臓がんと診断されてから18年という月日が流れました。この18年間は、様々な感情や経験に満ちた道のりでしたが、今日この日を迎えられたことに心から感謝しています。 今回は、これまでの道のりを振り返り、私ががんとどう向き合い、乗り越えてきたかをお伝えする記 ...

膵臓がん治療の新たな希望:最新研究が示す未来

膵臓がんって、見つけにくいし、転移しやすいから、「手ごわいがん」って思われてきたよね。でもね、医療の世界はすごいスピードで進化してるんだ!今回は、京都大学の研究チームが発表した、とっておきの最新研究の話。膵臓がんの治療に、どんな明るい光が差し込んでいるのか、一緒に見ていこう! 厄介な膵臓がんにも、新 ...

PET-CT検査ってどうなの?メリットとデメリット、知っておきたいこと

「『がんは早期発見が命!』って、よく聞きますよね。でも、本当にそうでしょうか?毎年高いお金を払って健康診断を受けている人も多い中で、最近よく耳にするのがPET-CT検査。全身を一度にチェックできるって聞くと、安心しちゃいますよね。でも、実はこの検査、あまり知られていない注意点や、ちょっと気をつけたい ...
/ がん一般

ハイパーサーミア:がん治療の新たな希望となる3つの理由

がんと診断され、治療法について調べているあなたへ。数ある治療法の選択肢の中で、「ハイパーサーミア」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。温熱療法の一つであるハイパーサーミアは、体への負担が少なく、他の治療法との併用で相乗効果も期待できることから、注目を集めています。 『膵臓がん患者の集い』の ...

『ビタミンDでがんの死亡・再発を予防する!』ビタミンDは第6のがん治療

前回のビタミンDの紹介記事は、正確性を重視するあまり、がん患者さんには分かりづらかったかもしれません。 そこで、専門知識のないがん患者でもわかりやすいように、平易な文体に書き直しました。 こんにちは!ビタミンDとがんについて、東京慈恵会医科大学教授の浦島充佳先生の著作をもとに、分かりやすくご説明しま ...

今日の一冊(181)『ビタミンDでがんの死亡・再発を予防する!』浦島充佳

今年、絶対にお勧めしたい最強の一冊です。 このブログでは、ビタミンD はがん患者にとって必須のサプリメントであるとして、度々紹介をしてきました。 この度、東京慈恵会医科大学教授の浦島充佳先生が、たくさんのエビデンスをもとに、ビタミンDががん患者にとってどのように役立つのか、どのような服用の仕方が有効 ...

がんとお金:クローズアップ現代

5月19日のクローズアップ現代「がんになったらお金は・・・」を興味深く見ました。 「がん」治療にかかる費用は高額化しており、患者やその家族にとって大きな経済的負担となっています。 治療費の高額化: 近年開発された画期的な新薬によりがん治療の成績は向上しているものの、その費用は高額で、1ヶ月に50万円 ...
/ ニュース, 医療

高額療養費:ストーリーありきは止めて!

今朝の東京新聞が特報面で「高額療養費 政府専門医が再検討へ」と題した記事があります。 政府は、医療費全体に比べて高額療養費の伸び率が約2倍になっているとして値上げを決めたのですが、伸び率ではなく金額で比較するとその欺瞞性が明らかになってきます。 新しい検討委員会には患者代表も参加させると石破首相は答 ...

ASCO 2025の主な演題

5月30日からシカゴで恒例のASCO 2025(米国臨床腫瘍学会)が開催されます。 膵癌に関してもいくつかの注目すべき演題があります。 ASCO 2025(米国臨床腫瘍学会)では、多岐にわたる癌研究・治療の最新情報が発表される予定ですが、現時点で注目されている主な演題は以下の通りです。 ASCO 2 ...

”インチキ光免疫療法”に注意喚起

自由診療クリニックでの光免疫療法への注意喚起がNHKで報じられました。 (アルミノックス治療)の特徴、小林久隆氏の発明、楽天メディカルとの連携、そして自由診療の例と問題点についてご紹介します。 注目の新しいがん治療:アルミノックス治療(光免疫療法)とは?自由診療の現状と課題 近年、がん治療は手術、化 ...
/ 光免疫療法

注目記事

がん患者の生成AI活用法:NotebookLMが凄い!(1)

NotebookLMはハルシネーションに強い 生成AIの進歩がすごい勢いですね。昨日の情報が今日には古くなっていると、大げさではなく感じます。 生成AI の弱点として ハルシネーション(事実とは異なる情報や存在しない情報を生成してしまう現象)が言われています。がん治療などの分野で利用するには、これは ...

定位放射線療法(SBRT)と増感剤の併用は膵臓がんの治療成績を改善

SBRT Radiation Therapy - San Antonio, TX テキサス大学MDアンダーソンがんセンターおよびモフィットがんセンターによる第1b/2相試験で、局所進行膵臓がんに対して、定位放射線(SBRT)と増感剤の併用で、無増悪生存期間(PFS)と全奏効率(ORR)が大きく改善す ...
/ 膵臓がんの知識・情報

膵臓がんの重粒子線治療

4月から局所進行膵癌の粒子線治療が保険適用に 1月8日付の記事でも紹介しましたが、この4月から膵臓癌に対する粒子線治療(陽子線治療と重粒子線治療)が保険適用となります。 これまでは先進医療として粒子線治療を受けることもできましたが、患者の自己負担金が300万円ほど必要でした。そのために治療を諦めざる ...

佐藤典宏先生の講演動画:限定公開

先日の『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会における佐藤典宏先生の講演動画を限定公開いたします。 先日の Web 交流会も、患者と家族の皆さんの熱い思いがひしひしと伝わってくるような集いでした。初めての方が半分以上で、最初はしゃべっていただけるだろうかと心配もしましたが、皆さん積極的にどんどん発言 ...
/ 膵臓がんの知識・情報

どうすれば膵臓がんが治るのか? 佐藤典宏先生の講演動画

佐藤典宏先生の講演「膵臓がんの標準治療と代替医療ー外科医の立場から」 9月21日の『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会は盛況のうちに終わりました。3時間半にわたる交流会でしたが、ご講演の佐藤典宏先生、参加者の皆様、お疲れさまでした。 佐藤先生の講演の特徴は、膵臓がんでは標準治療と代替医療をうまく ...

玉川温泉、三朝温泉:「がんに効く」は本当か?

YouTubeの動画でも紹介しています。 玉川、三朝温泉の効用 がんに効く温泉として、玉川温泉と三朝温泉が有名です。がん患者なら誰しも「いちどは行ってみたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。 それぞれ次のような効用が謳われています。当然ですが「がんが治る」とは書かれていませんが、それらしき文 ...

エピジェネティックな変化だから、末期がんでも治ることがある

近藤誠の「がんもどき理論」 近年、生物学あるいは遺伝学の分野で「エピジェネティクス」が話題になっています。私はこの分野では門外漢ですが、がん患者としての立ち位置から、がんとエピジェネティクスの関係について考察してみます。勘違いや間違いもあるかもしれませんが、がん患者が関心を持つ一助になればとの思いで ...

比較:免疫細胞療法クリニック

あちこちで免疫細胞療法が話題になっていますね。きっかけはITmediaビジネスのこの記事です。 ここでは記事の中身にはあまり触れませんが、ITmediaビジネスはソフトバンクの子会社です。代表取締役社長兼CEOは、孫正義社長の戦略秘書、社長室長を務めた大槻利樹氏。 確かに、「免疫療法」をうたって、科 ...

分野別の記事

サプリメント

補完代替医療

瞑想・マインド

膵臓がん

科学・哲学

MENU