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最新の記事

樋口強さんの「いのちの落語」が25周年記念で帰ってくる!

皆さん、こんにちは!今日は心温まる、そして勇気をもらえるイベントのお知らせです。 長らく開催が待ち望まれていた、樋口強さんの「いのちの落語会」が、なんと2025年に25周年を迎えるにあたり、「いのちの落語プラス」として開催されることになりました! 「いのちの落語会」は2001年にスタートし、以来多く ...
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OTS類似薬の保険適用除外政策に異議あり!~国民の医療を脅かす「削減」の代償~

現在、社会保険料の削減を掲げる一部の政党から、OTS(Over-The-Counter:市販薬)類似薬の健康保険適用を除外するという政策が提唱されています。一見すると医療費削減に繋がるように思えますが、この政策は、私たち国民の医療、特に慢性疾患を持つ人々の生活を大きく脅かす可能性を秘めています。 私 ...
/ 医療, 経済・政治・国際

がん患者の食事法:常識を覆す提言の真偽を問う

「がんと診断されたら、玄米菜食で油を控えるべき」。そう信じている方は少なくないかもしれません。しかし、「ロカボ」という言葉の産みの親でもある、マネー現代に掲載された医師・山田悟氏の記事は、この「常識」に真っ向から異を唱え、がん患者にとって「玄米菜食やフルーツはむしろ避けるべき」とまで主張しています。 ...

膵臓がん治療に光!TTFields併用療法が生存期間を大幅延長し、死亡リスクを18%低減【ASCO 2025】

治療が困難な「局所進行膵腺癌」に新たな希望 膵臓がんは、その診断の難しさや進行の早さから、最も予後の厳しいがんの一つとして知られています。特に、手術による切除ができない「局所進行膵腺癌」の患者さんにとって、既存の治療法だけでは十分な効果が得られないケースも少なくありませんでした。しかし、今年の米国臨 ...

膵臓がんボット:生成AIがもたらす正確な情報と安心

この度、膵臓がんに関する情報提供を目的とした革新的なツール「膵臓がんボット」が一般公開されました。このボットは、最先端の生成AI技術を駆使し、膵臓がんに直面する患者さんやそのご家族、そして医療関係者の方々へ、信頼性の高い情報と心の支えを提供することを目指しています。 生成AIが厳選した7つの情報源 ...

革新的治療「MRリニアック」で膵臓がんを克服!俳優・北村総一朗さんの事例に学ぶ

膵臓がんという診断は、多くの人にとって大きな不安をもたらします。しかし、近年進化を遂げている医療技術は、その未来に光を灯し始めています。俳優の北村総一朗さんが経験された「MRリニアック」による治療は、まさにその希望を象徴するものです。 北村総一朗さんは89歳にして膵臓がんの診断を受けられましたが、治 ...

77歳の誕生日を迎えて:膵臓がんからの生還と現在の生活

本日、6月27日、私は77歳という誕生日を迎えました。この記念すべき日を迎えられましたこと、そして皆様にこのメッセージをお届けできますことに、深甚なる感謝と喜びを抱いております。18年前には、まさかこの年齢で自身の所感を皆様と共有する機会が得られるとは、想像だにしませんでした。 今から18年前、私は ...
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がんと診断されたときの向き合い方

がんの診断と治療は、患者さんの心と体に大きな影響を及ぼします。身体的な治療に加えて、心のケアも非常に重要であり、自分らしく充実した生活を送るための鍵となります。このブログ記事では、がん薬物療法を受ける中で生じる心の負担を軽減し、困難な感情と向き合い、喜びや生きがいを見つけ、さらには病気が私たちにもた ...
/ 心と体, 瞑想

膵臓がん治療における術前化学療法の効果に関する最新研究

本日は、膵臓がんの治療法に関する重要な研究成果についてご報告いたします。東北大学の研究チームが実施した研究により、切除可能な膵臓がん(膵管腺癌)の患者様において、術前化学療法が生存期間の延長に寄与する可能性が示唆されました。これは、膵臓がん治療における新たな展望を開くものと考えられます。 本研究の概 ...

膵臓がん患者と家族の集い:一人じゃない、つながり、支え合う場所

この度、「膵臓がん患者と家族の集い」を7月12日(土)に開催することになりました。 「患者会」という言葉に馴染みがない方、参加をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この集いは、膵臓がんと向き合う患者さんご本人、そのご家族、そして大切な方を亡くされたご遺族が、安心して気持ちを分かち合 ...
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注目記事

『ビタミンDでがんの死亡・再発を予防する!』ビタミンDは第6のがん治療

前回のビタミンDの紹介記事は、正確性を重視するあまり、がん患者さんには分かりづらかったかもしれません。 そこで、専門知識のないがん患者でもわかりやすいように、平易な文体に書き直しました。 こんにちは!ビタミンDとがんについて、東京慈恵会医科大学教授の浦島充佳先生の著作をもとに、分かりやすくご説明しま ...

がん患者の生成AI活用法:NotebookLMが凄い!(1)

NotebookLMはハルシネーションに強い 生成AIの進歩がすごい勢いですね。昨日の情報が今日には古くなっていると、大げさではなく感じます。 生成AI の弱点として ハルシネーション(事実とは異なる情報や存在しない情報を生成してしまう現象)が言われています。がん治療などの分野で利用するには、これは ...

定位放射線療法(SBRT)と増感剤の併用は膵臓がんの治療成績を改善

SBRT Radiation Therapy - San Antonio, TX テキサス大学MDアンダーソンがんセンターおよびモフィットがんセンターによる第1b/2相試験で、局所進行膵臓がんに対して、定位放射線(SBRT)と増感剤の併用で、無増悪生存期間(PFS)と全奏効率(ORR)が大きく改善す ...
/ 膵臓がんの知識・情報

膵臓がんの重粒子線治療

4月から局所進行膵癌の粒子線治療が保険適用に 1月8日付の記事でも紹介しましたが、この4月から膵臓癌に対する粒子線治療(陽子線治療と重粒子線治療)が保険適用となります。 これまでは先進医療として粒子線治療を受けることもできましたが、患者の自己負担金が300万円ほど必要でした。そのために治療を諦めざる ...

どうすれば膵臓がんが治るのか? 佐藤典宏先生の講演動画

佐藤典宏先生の講演「膵臓がんの標準治療と代替医療ー外科医の立場から」 9月21日の『膵臓がん患者と家族の集い』Web交流会は盛況のうちに終わりました。3時間半にわたる交流会でしたが、ご講演の佐藤典宏先生、参加者の皆様、お疲れさまでした。 佐藤先生の講演の特徴は、膵臓がんでは標準治療と代替医療をうまく ...

玉川温泉、三朝温泉:「がんに効く」は本当か?

YouTubeの動画でも紹介しています。 玉川、三朝温泉の効用 がんに効く温泉として、玉川温泉と三朝温泉が有名です。がん患者なら誰しも「いちどは行ってみたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。 それぞれ次のような効用が謳われています。当然ですが「がんが治る」とは書かれていませんが、それらしき文 ...

エピジェネティックな変化だから、末期がんでも治ることがある

近藤誠の「がんもどき理論」 近年、生物学あるいは遺伝学の分野で「エピジェネティクス」が話題になっています。私はこの分野では門外漢ですが、がん患者としての立ち位置から、がんとエピジェネティクスの関係について考察してみます。勘違いや間違いもあるかもしれませんが、がん患者が関心を持つ一助になればとの思いで ...

比較:免疫細胞療法クリニック

あちこちで免疫細胞療法が話題になっていますね。きっかけはITmediaビジネスのこの記事です。 ここでは記事の中身にはあまり触れませんが、ITmediaビジネスはソフトバンクの子会社です。代表取締役社長兼CEOは、孫正義社長の戦略秘書、社長室長を務めた大槻利樹氏。 確かに、「免疫療法」をうたって、科 ...

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