サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

父の膵臓がんには間に合わなかったが・・・

 がん細胞に光を当てることで薬剤が反応し、がんを破壊する「光免疫療法」。その実現のために個人出資をし、2020年、日本で薬事承認・保険収載されるまでをリードしたのが三木谷浩史氏だ。開発者・小林久隆医師...
楽天・三木谷浩史「父のがん治療には間に合わなかったが」 光免疫療法に懸ける思... - AERA dot. (アエラドット)

楽天の三木谷会長が、光免疫療法に対する熱い思いを語っています。

試験管や動物実験ではうまくいっても、人間に適用したら必ずしもうまくいかない。臨床試験の敷居は非常に高いと言われますが、起業家としてのカンでそれを乗り越えていったのですね。

楽天市場に出店しているワッフルケーキ店の社長のいとこが、小林久隆先生だった、というのも何かの縁なのでしょう。

小林先生とは1週間で3度お会いしました。とても気さくで、話もわかりやすく、信頼できる人だと感じたのを覚えています。光免疫療法について、友人の医師の意見は半々に分かれました。可能性を感じる人もいれば、「非臨床でうまくいっても、人間にはうまくいかない」と言う人もいました。

 ただ私は、化学療法や免疫療法と違い、「光に反応した物質が作用して、物理的に細胞を破壊する」という点に目が向きました。どれぐらい効くのかはわからないが、ある程度効果があるのではないか、と感じました。

 父の治療には間に合わないかもしれない。しかしそれがきっかけで、たくさんのがん患者さんが助かるような治療法にたどり着く可能性があるのだとしたら、懸けてみる価値はある。そう思い、出資を決めました。

AERAdot.

三木谷さんとしては、これを足がかりにして医療の分野へも進出し、人の役にも立ちたいし利益もあげたいということなのでしょう。

残念ながら膵臓がんへの光免疫療法の適応は随分と先のことになりそうですが、こうした思いは応援をしたいと思っています。

楽天モバイルは、駅地下とかビルの中とか繋がりづらいこともあるのですが、通話料無料ということもあって応援していきます。

モバイルバージョンを終了