サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

バイクを廃車に

50cc のバイクを廃車にしようかと思っています。

膵臓がんが告知される前からこのバイクに乗っているので、多分20年近くになるんではないでしょうか。

距離メーターも一回りしてさらに半分ほど進んでいます。15000 km ぐらいになるのでしょうか。

タイヤは1回交換し、バッテリーは2回交換しました。セルモーターではエンジンがかからないので、キックでかけていますが、まだまだ問題なく走ることができます。

ただ、私の歳がバ、イクに乗るにはちょっと。最近危ないかなという気がしてきます。ヒヤリとしたこともないのですが、信号を見落としはしないかと。バランス感覚も若い頃のようには行きません。バイクで転倒したら即死亡事故ですからね。

ですから最近はもっぱら電動アシストです。自転車では少し遠すぎるような所に行くには車を使っています。

バイクに乗るのと車を運転するのとどちらが危ないのか。老人がアクセルとブレーキを踏み間違えて人身事故なんていうのがニュースで報じられますが、バイクや自転車で転倒したという事故も結構多いのではないでしょうかね。むしろ数としてはそちらが多いはずです。

ただ、自損事故ではニュースにならないですよね。猛スピードで他人をはねてけがをさせた、殺したからニュースになるんでしょう。

来年1月にはバイクの自賠責保険の期限を切れるので、それをしおに廃車にします。

こいつには随分助けてもらったよね。

膵臓がんの術後、金曜に退院して翌週から勤務を始めましたが、このバイクがあったからできたんですね。

電車通勤などは退院してすぐはとてもではないが無理です。自転車でも傷口が痛すぎる。

バイクで腰を少し浮かして振動が伝わらないようにして、膵臓がんの傷口を庇いながら通っていましたよ。

懐かしい思い出です。

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