サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

癌病棟の七夕ーもう一度 あの人に 逢いたい

体につながっているパイプ類はひとつを残して取り去った。点滴用のが残っているだけだ。手術跡の傷は痛い。鎮痛剤なしでは夜眠れないことも多い。だが、徐々にその痛みも小さくなっている。
食事は相変わらず大変だ。食後は必ず腹痛と下痢になる。


もう一度 あの人に 逢いたい 静江

デールームの笹に短冊がいくつか下がっていた。「もう一度逢いたい」あの人は、亡くなったご主人なのだろうか? それとも昔の恋人。

いろいろな人生  いろいろな終わり方がある。

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