サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

2年目のCT検査 再発・転移なし

P1000515_2今日は先週のCT検査結果を伺いに癌研へ行きました。
CTの結果は異常なし。再発・転移ともありません。

腫瘍マーカー値は、

で正常範囲内。

白血球数は4600で3ヶ月前の5000より少し減少しましたが、測定値の変動範囲内だと思います。私の場合もともとが低いからこんなものでしょう。

驚いたのは、血液像の値。

リンパ球は免疫力の指標となるものですが、これが51%です。実数で2000以上あれば免疫力は満足できるといわれていますから、白血球数は少ないですがリンパ球は十分あります。

身体の免疫力がたいへん好ましい状態になってきていることが、この数字で実感できます。仮にどこかにがん細胞が残っていても、自然免疫を担っているマクロファージが食いちぎり、NK細胞が退治してくれているに違いありません。(サイモントン療法をやっているときも、こんなイメージを描いています)
残存している敵に対して、我が軍の装備や兵員数が増え、軍事力が強大になってきたという戦況です。これまでの戦略の効果が現われてきました。

今日まで実行してきたすべてのことが正しいのだと確信が持てます。

先生も「いやー いいですね。顔色もいいし、元気そうだし」と言われました。「次回は半年先でいいでしょう。3ヶ月後の血液検査は要りませんね。」と12月の検査予約を入れました。その後、ASCO 2008の術後補助化学療法の発表のこと、今年のASCOで術前放射線療法が無効であった(卵巣癌ですが)などの話題で話が弾みました。

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