サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

アジサイの季節が巡ってきたら1年経った

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アヤメが終わりアジサイの季節になると「これでがんになっ て○周年」と改めて気づかされます。来週にはがん研(癌研からがん研に名称変更したそうです)での定期検査ですが、これで4年目でアジサイに想いを託すのも5回目です。

土日は一泊旅行でした。行き先は昨年末に冬桜を撮りに行く予定が、腸閉塞で緊急入院したためにキャンセルした同じ宿。ホタルの鑑賞会もセットだという案内 の宿「神泉」です。

まずは熊谷市にあるアジサイ寺とも言われる「能護寺」へ。今にも降り出しそうな空でしたが、境内にいる間は雨もやんでくれました。天平15年(743年)に行基上人が開山し、後に弘法 大師空海が再建されたと伝えられている歴史のあるお寺です。50種類800株のアジサイがあるそうな。

帰り支度をいしていると雨が降り出しました。アジサイには雨がよく似合います。あまりカラッと晴れていても風情がありません。

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お昼は深谷市にある八ヶ岳蕎麦を石臼で挽き、十割蕎麦を食べさせる「そば遊歩」さんへ。竹藪の中の静かな佇まいの店です。


粗挽き十割蕎麦を注文しました。これがまたもっちりとした食感で甘みも多くてすばらしい蕎麦でした。このそば粉十割のしかも粗挽き蕎麦は亭主泣かせだと言っていました。それだけにおいしくいただきました。

続・蕎麦屋の午後 駆け出し蕎麦屋の徒然日記」というブログを書かれていますが、かけ出しとは謙遜でしょう。なかなかお目にかかれ ないほどうまい蕎麦でした。かき揚げもパリッとしてこちらも絶品です。とにかく、蕎麦もつゆも水にもこだわった亭主の心意気が伝わってきます。

家族全員でもう一度行きたい蕎麦屋です。

ホタルの夕べは、次回に。

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