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医療にも関わる特定秘密保護法

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特定秘密保護法案に反対する医師と歯科医師の会」も5日に会見しました。反対の署名を集めています。

会見の中で、医療ガバナンス学会の「Vol.296 特定秘密保護法案:医師に情報回答義務はあるのか」との亀田総合病院 小松秀樹医師の記事を紹介し、

12月2日に毎日新聞は、参議院国家安全保障特別委員会で内閣官房の鈴木良之内閣審議官は、仁比聡平議員(共産党)の「病院に調査があったときに守
秘義務を理由に回答を拒むことはできるか」という質問に対し、特定秘密保護法が施行されると「照会を受けた団体は回答義務がある」と答弁したことを伝え
た。政府が、特定秘密を取り扱う公務員の身元調査に対して病院は患者の病歴、通院歴などを開示する必要があることを認めたことになる。

秘密保護法案 「照会受けた病院に通院歴など回答義務」(12月2日 毎日新聞)http://mainichi.jp/select/news/20131203k0000m010092000c.html

 これに対して医療関係者からは、「日本を含む多くの国で、
実質的に国内法の上位規範として機能」しているジュネーブ宣言をひもとき、「私は、たとえ脅迫の下であっても、人権や国民の自由を犯すために、自分の医学
的知識を利用することはしない」という一節の「脅迫」する側には「国家も当然含まれる」とし、「政府の求めるままに個人情報を報告すれば、患者個人の自由
が奪われます」と批判する声も出ている。

としている。

私のチェロの先生のところにも、特定秘密保護法に反対する署名が回ってきたそうで「音楽家の中にも急速に反対の署名が広まっている」と言っていた。

今夜が剣が峰でしょう。会期延長するのかどうか。これほどむちゃくちゃな法律は前代未聞。憲法をも無効にしかねない代物です。安倍晋三と石破茂が無邪気にはしゃぎすぎだ。戦争ごっこをやりたがっている。

本日「がん登録法」が衆議院で成立しました。参議院では先に成立していますから、これで全会一致で成立です。これにも阿倍・石破の陰険な邪魔が入っていました。「がん登録法」は超党派での議員立法ですが、全参議院副議長の尾辻秀久氏が代表世話人であり、よく知られているように尾辻氏は反TPPの急先鋒でもある。安倍晋三にとっては目障りな存在であり、「がん登録法」成立を何かとじゃまをしてきたのです。

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