サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

五十肩か肩腱板断裂か

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暑い。あまりに暑くて、チェロのレッスンも身に入らない。今日は休みで朝からチェロのレッスンをはじめたが、32度を超えた当たりで我慢できずに冷房を入れた。

10月の演奏会ではバッハのカンタータ BWV.156「アリオーソ」などを弾くことになっている。テンポのゆっくりした曲だが、逆に移弦や弓の返し、重厚な音を出すための弾き方などがテーマになる。

ハイポジションでのドを一発で決めることがなかなか難しい。だいぶん確率がよくなってきたけど。「白鳥」を弾いていたころには、ほとんど決まらなかったが、少しずつでも上達しているのだと思う。それと後半の三連音符が連続するところ。拡張型が入るので、余分な力が入ってしまう。

楽譜をある程度暗譜して、次の指の位置を少し前に意識しながら弾くこと。楽譜とにらめっこでは音が連続してなだらかに出ません。やはり暗譜だなぁ。

2009年頃から五十肩(今は凍結肩というらしい)がずっと治らないでいたが、最近余計に痛くなってきた。ということは、凍結肩ではなく、肩腱板断裂かも知れない。下記の症状を見ると、まさにぴったりです。夜間痛はないけれど。

「肩腱板断裂」
症状
40歳以上の男性(男62%、女38%)、右肩に好発します。発症年齢のピークは60代です。
肩の運動障害・運動痛・夜間痛を訴えますが、夜間痛で睡眠がとれないことが受診する一番の理由です。 運動痛はありますが、多くの患者さんは肩の挙上は可能です。
五十肩と違うところは、拘縮、すなわち関節の動きが固くなることが少ないことです。 他には、挙上するときに力が入らない、挙上するときに肩の前上面でジョリジョリという軋轢音がするという訴えもあります。

思うように左腕が上がらないので、チェロで第一ポジションの音程が高めになる。弾けなくはないのだが、もう少し上げるべきところがその位置までいっていないので、音が高めになっているようだ。5年も凍結肩ということはあり得ないよな。2009年といえば膵臓がんの術後2年目。あと何年も生きる可能性は低いと思っていたから、凍結肩を治す必要性もあまり感じなかったのだが、7年経つと気になってきた。

”万歳”をすると痛みが走るが、右手で支えれば支障なく上げることができる。肩腱板断裂なら手術になるのかなぁ。演奏会まではなんとか誤魔化しながら、それまでに考えることにしよう。

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