サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

膵癌の術後10年目の検査結果-完治

膵がん患者を卒業しました

がん研での血液検査、造影CT検査の結果です。
結論は「異常なし」で、膵癌患者を「卒業」です。

先生 「もう卒業でいいでしょうが、どうしますか?」
私 「縁がなくなるのも寂しいし、年に1回血液検査をしていただき、生きていることを確認してください」
先生「分かりました。では来年の予約を入れておきましょう。気が変わったら来院しなくてもよいですよ」

先生「10年前の患者は10年生存は少なかったですが、今はどんどん生存率が伸びてきていますから、10年生存率も次第に高くなると思いますよ。あなたのころはGEMでしたが、TS-1に変わってから大きな変化が起きていますからね」
とのこと。

最近手術した患者は、さらに希望が持てると思いますよ。

血液検査結果です。

基準値外がいくつかあるが、どれも極わずかに外れているだけです。HbA1cは、日本糖尿病学会と日本老年医学会が共同で発表した「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標について」によれば、65歳以上の高齢者は、下限値6.5%を目標とすべしとなっています。がん研のシステムがこれに対応していないということでしょう。6.1%なら良すぎるくらいです。糖質制限食と運動、インスリンが効いているのでしょう。

GOTもわずかに高いが、これは毎晩焼酎を飲んでいるのだから致し方ない。止めるつもりもない。

血液検査からは、ほとんど健常者ですね。「あなたは膵臓がんをやったら健康体になったね」と地元の先生からは言われたことがあるが、この傾向を続けるよう努めましょう。

がん研も増築でタリーズのコーナーも移動して広くなっていました。

CT検査のために朝食抜きだったので、サンドイッチと珈琲で遅い朝食。外のベンチは心地よい風が吹いていました。帰りには東京會舘の「會舘オムライス」を二つテイクアウトして、妻との昼食にしました。値上がりして1200円になっていた!

来月は甲状腺がん経過観察の超音波検査があるが、これはまったく気にしていない。なにしろ、甲状腺がんで最も多い乳頭癌の場合なら10年生存率92%ですから、天寿の方が先にやって来る。

自公の共謀罪法案、強行採決は許せない。ジョージ・オーウェルの「1984年」が現実になるのではないか。この漫画、良くできていますよ。

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