サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

緊急事態宣言:長~い休みに新しいことをやってみる

昨夜駅のタクシー乗り場には長い行列ができていました。

タクシー待ちのお客の行列ではなく、客待ちのタクシーの行列です。

駅の構内をはみ出して、1000 m 先の大きな通りにまで、車が数珠繋ぎになっていました。こんな光景は今まで見たことがありません。タクシーの運転手さんも、これでは生活していけないのじゃないですか。

これから先も、経験したことのない事態が次々に襲ってくるのではないか、そんな危惧の念をいだきました。

薬の在庫はまだ余裕があるのですが、非常時ですから少し多めに確保しておこうと、2箇所の病院に行ってきました。

待合室に患者は少ないです。

どちらの病院も待ち時間ゼロで診察、投薬。薬局も2箇所行ったのですが、トータルで1時間で終わってしまいました。

糖尿病の主治医の先生は「絶対に新型コロナウイルスにかからないでね。あなたの場合重篤化する恐れがあるよ」と脅されました。

私のHbA1cは6.5%、空腹時血糖値がちょっと高くて130ぐらい。膵体部膵尾部を切除した膵臓がん患者としては良好な管理だと思うのですが、糖尿病患者が新型コロナウイルスに感染すると重症化リスクが跳ね上がります。

ウイルスに感染すると、体はそのウイルスをやっつけようと総動員になります。免疫機能もそこに集中します。「血糖値の管理? そんなものはしばらく放っといて、今はウイルスを退治しなきゃ」となるわけですね。

その結果、血糖値管理ができなくなり、それに影響された様々な機能がガタガタと崩れたして重症化し、亡くなるわけです。

とは言っても、できることは限られています。

とりあえずこれで、インスリンを始めとして2ヶ月ぐらいの薬は確保できました。

緊急事態宣言が出されたら、私の職場も臨時休業することになりました。

さてこれから1か月間の長い休みになります。この機会だからなかなかできなかったことでもやってみようかなと思っています。もちろん出かけるわけにもいかないから家にいてできることです。

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