サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

やはり、ビタミンDはがんに効く

佐藤典宏先生がYouTubeで、最新のビタミンDに関するエビデンスを紹介されています。

同じ内容ですがブログでも紹介されています。

「サプリメント(健康食品)でがんは予防できるのか?」 「もしできるなら、どのサプリメントがいいのか?」 「2人に1人ががんになる」といわれる時代において、こういう疑問をお持ちの方も多いと思います。 結論から言うと、動物実験や疫学研究によって、いくつかのサプリメントにがん予防効果の可能性があることはわかっていましたが、ランダム化比較試験によって示された証拠(いわゆるエビデンス)はありませんでした。 今回、ビタミンDとオメガ3不飽和脂肪酸のがん予防効果について検証したランダム化比較試験(VITAL試験)の...
ビタミンDのサプリメントが進行癌を予防する:ランダム化比較試験の二次解析 | 「... - あきらめない!がんが自然に治る生き方

ビタミン D に関しては最近どんどんと研究が進みエビデンスが積み重なってきていますね。コロナ感染症で重症化した人はビタミン D の血中濃度が低いというような調査もありました。

佐藤先生の『専門医が教える最強のがん克服大全』にもビタミンDを次のように紹介しています。

ビタミンDとオメガ3脂肪酸サプリメント
ビタミンDは、実際の臨床試験で、 がん患者さんの術後の生存期間の延長が確認された数少ないサプリメントの一つです。

例えば、日本の東京慈恵会医科大学では、肺がん患者さんの術後に、ビタミンDのサプリメント、または、プラセボを1年間内服してもらうランダム化比較試験を行いました。

その結果、ビタミンD群のほうがプラセボ群よりも生存期間が有意に延長していました。

また、海外で2022年4月に興味深い研究成果が報道されました。

70歳以上の高齢者を対象とした二重盲検ランダム化比較試験です。研究に参加した2157人に対して3つの健康法(ビタミン D のサプリメント、オメガ3脂肪酸のサプリ、および自宅での筋トレ)を実践してもらいました。

上のの3つの健康法のうちいずれか2つを組み合わせたケースでは、およそ50%近くがんのリスクが低下しており、さらに3つ全てを組み合わせると61%もがんのリスクが低下していたとのことです。

このランダム化比較試験の結果から、70歳以上の高齢者ではビタミン D とオメガ3脂肪酸のサプリメントと筋トレの組み合わせが、がんのリスクを大きく低下させることが示されたのです 。

佐藤典宏『最強のがん克服大全』より

ビタミンDでリスクが低下

以下、佐藤先生のブログから引用

動物実験や疫学研究によって、いくつかのサプリメントにがん予防効果の可能性があることはわかっていましたが、ヒトに対するランダム化比較試験によって示された証拠(エビデンス)はありませんでした。

今回、ビタミンDとオメガ3不飽和脂肪酸のがん予防効果について検証したランダム化比較試験(VITAL試験)の二次解析によって、ビタミンDのサプリメントによって、進行がん(転移性のがん/致死的ながん)の発症を抑えることがあきらかとなりました。

*** 引用ここまで ***

ビタミン D のがんに対する有効性については、このブログでもたくさん取り上げてきました。

私も膵臓がんの随分初期からビタミン D とオメガ 3不飽和脂肪酸を摂っています。もちろんそのおかげで再発も転移もなく過ごしているのだとは断定できませんが、ここまでのエビデンスが揃ったビタミンDです。がん患者として摂らないのはもったいないと思いませんか?

ビタミンDの効果を調査したいくつかの臨床試験では、ビタミンDによって肺がんや消化器がんの生存率が改善するといったデータもあります。

ビタミン D は免疫システムを強化する機能も報告されており、それによってこのような結果になったのだと思われます。

佐藤先生は1日に2000IU 摂っているそうですが、私は新型コロナにに対することもあって、現在は4000IUに増やしています。

米国対がん協会の最新ガイドライン『がんになってからの食事と運動』でも提案されているように、がん患者は適切な体重を保つことが重要です。過体重はがんのリスクですから、正常体重であればビタミン D による恩恵を受けることができるわけですね。

私のお勧めのビタミンDはこちら↓ サントリーのものに比べてずっと安いですよ。EPA/DHAと合わせてどうぞ。

モバイルバージョンを終了