サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

大塚製薬に治療用ペプチドワクチン開発・製造・販売権を供与

オンコセラピー・サイエンス社が、大塚製薬と膵臓がんを対象とした治療用ペプチドワクチンの独占的な開発・製造・販売権を供与することで合意し、本日、契約を締結したと発表しました。

これにより、大塚製薬は「今回の契約の締結により大塚製薬は、7種のがん関連遺伝子に由来する治療用ペプチドワクチンに関して、全世界における膵臓がんを対象とした独占的な開発・製造・販売権をOTS社より取得しました。」とのこと。両社の株価が急上昇しているようです。

近く臨床試験が始まるようですが、膵臓癌の患者としては、このワクチンがいつ保険適用になるのか、効果はどの程度あるのかが気になるところですが、詳細な情報を入手することができません。


オンコセラピー・サイエンス、大塚製薬に治療用ペプチドワクチン開発・製造・販売権を供与

大塚製薬株式会社とのペプチドワクチン開発・製造・販売権供与に関する契約締結のお知らせ

当社と大塚製薬株式会社(以下、大塚製薬、本社東京都千代田区、代表取締役社長樋口達夫)は、新たに、膵臓癌を対象とした治療用ペプチドワクチンの独占的な開発・製造・販売権を大塚製薬に供与することで合意し、本日、契約を締結いたしました。

(合意の内容)
1.当社は、7種の癌関連遺伝子に由来する治療用ペプチドワクチンに関して、全世界における膵臓癌を対象とした独占的な開発・製造・販売権を大塚製薬に供与する。なお、1種の癌関連遺伝子に由来する治療用ペプチドワクチンについては、対象国として日本は除く。
2.当社と大塚製薬は、共同で開発を行い、両社が合意した場合には、当社が製造の全部又は一部を担うこともありうる。
3.当社は、本契約締結に伴うアップフロント・フィーをはじめ、開発協力金、マイルストーン及び上市後のロイヤリティーを大塚製薬から受け取る。

当社は、東京大学医科学研究所との共同研究による各種腫瘍における遺伝子発現に関する情報をもとに、癌の発生・進行に重要な役割を持つ癌関連遺伝子
の同定および機能解析を実施しております。それらの情報をもとに創薬に適するタンパクを選択し、それに対する特異的免疫能を高める癌ペプチドワクチンの研
究を実施し多数のペプチドワクチンを同定しております。大塚製薬は、今回の契約に基づき、癌関連遺伝子由来の治療用ペプチドワクチンについて、膵臓癌を対
象にした開発・製造・販売を行います。

なお、本件における通期業績予想への影響につきましては、本日発表致しました「業績予想の修正に関するお知らせ」にて開示しております。

以 上

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