サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

サードオピニオン

四次元ピンポイントの「スーパー・フォーカル・ユニット」による放射線治療の適用が可能かどうか、サードオピニオンを受けた。

天王洲アイル駅の近くの報知新聞社前で待ち合わせて面接場所へ。「明るいがん治療」の著者である植松稔先生の直接の面接。どことなく若いころの堀内孝雄に雰囲気が似ていました。

部屋に入るなり、「元気そうなのでびっくりしました。すい臓を摘出された患者さんは、へろへろになって入ってくるので、予想と違って驚いています。」と言われた。メールでの打ち合わせで「付添いの方はいないのか?」と質問をされたのは、普通では一人で来るすい臓癌患者が少ないのを指していたようだ。

このように言われたのはこれで3回目。癌を見つけてくれた糖尿病治療をお願いしていた先生、地域の終末医療に積極的に活動しているアヘンチンキを処方していただいている先生。このお二人からも同じことを言われました。どうやら私は『元気すぎるすい臓癌患者』らしい。

植松先生は「癌研での手術が上手だったのか、あなたの体が手術にうまく適用できる体質なのかでしょう」とも。母が同じように何度も手術をして(確か3回)、同じように元気でしたから、その体質を受け継いでいるのかもしれません。

肝心の診察結果ですが、PET-CTの画像を見て「う~ん、何とも言えない感じですね。まだ手術の影響で画像の全体が赤くなっています。癌の転移かどうかは何とも言えない状態ですね。画像診断医の先生のコメントのように、造影CTをもう一度撮ってから、どうするかを判断した方が良いと思います。」とのことでした。小さい(5ミリ程度)うちに発見したので分からないということでしょう。もっと大きく育ててからなら間違いない診断になったのかと思うと、複雑な気持ちです。

その他は以下のような点が確認できました。

ということでした。

すい臓癌を確定していただいた山王の病院でCTを撮る予定でいます。


今日は自宅で2時間ほどチェロのレッスン。こんなブログの記事を見つけました。

チェロといえば,最近なかよくなったある先生が
癌であと2ヶ月の命といわれてから家に帰り
ずっと毎日チェロを弾き,朝日を見て
過ごすうちに,癌がどんどん消えたお話を聞きました。感動した私は,そのお話を絵本にしました。
宮沢賢治のお話にも出てくるように,チェロには
人を癒す力があるようです。
(セロ弾きのゴーシュ)あれは,ただのおとぎ話ではなかったのですね!!

末期がんからの生還をした寺山心一翁さんの記録「ガンが消えた~ある自然治癒の記録」もチェロにはガンを癒す力がありそうだと書かれています。

宮沢賢治の有名な童話に、『セロ弾きのゴーシュ』があります。物語に書かれているように、チェロの音には癒す力があります。なぜチェロの音色には癒しの力があるのでしょうか。
末期のガンから回復する道のりで、毎日チェロを弾いていた『ガンが消えた~ある自然治癒の記録~』の著者・寺山心一翁が、チェロを演奏しながら『セロ弾きのゴーシュ』に隠された秘密を解き明かし、癒しのスイッチが入った瞬間について語ります。

セロ弾きのゴーシュ」の野ネズミの親子のように、私の下手なチェロにもガンを癒す力が秘められているかもしれません。楽しみながら弾くことです。それが何よりの治療です。

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