サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

「がんペプチドワクチン」りぶさんの体験記

「体験記」と言っても私の体験ではありません。すい臓がんと乳がんのお母様をお持ちの「りぶ」さんが書かれている『ほのぼのブログ』に衝撃的な内容が記されています。

東京大学医科学研究所附属病院にがんペプチドワクチン療法を申し込みに行かれ、その体験記を書かれています。お母様は結果的に治療対象となりませんでした。そして、

医科研で最初に行われた臨床試験には5名が参加したそうですが、
5名全てが膵臓癌の進行をしてしまったとの事。

● 2名は既にお亡くなりになり
● 1名は連絡がとれず消えたので亡くなったと判断
● 2名は依然として進行している

という事らしいです。。。
ペプチドワクチンは、成績がおもわしくないので敢えてやる理由がない。
というような感じでした。

そもそも「免疫療法」では膵臓癌などを治せないのは、
医学の世界では「常識」らしいです。
世界的に有名な、
米国国立がん研究所ローゼンバーグ博士の2004年の論文が有名ですが、
それはまだ悪い意味で「正しい」らしいです。。。
http://www.j-immunother.com/faq/A.html#03-16

医科研の中村教授がNHK内で言ったような事はウソではないでしょうけれど、
かなり先に可能となるようなある意味本当の意味での”夢”の薬なのかもしれません。

NHKや中村教授が出ているインターネットの動画で、
和歌山県立医大かなんかでペプチドワクチンを受けた患者さんの回復例がありますが、
あれは和歌山県立医大での臨床試験の条件に、
「無治療」という条件がある理由も否定できないそうです。
つまり、
「ジェム+ペプチド」なので、
ジェムザールだけの効く力で回復されているんじゃないか?とも推測できるという事。

と、担当の先生とのやりとりを書かれています。

すい臓がん患者が死亡あるいは進行しているということですから、少なくともがんペプチドワクチン療法はすい臓がんに関してはまだまだ未知数ということでしょうか。
上のリンクは「瀬田クリニック」内のページに飛びますが、私はこのクリニックに関してはあまり信頼をしておりません。詳細は省きますが。

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