サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

パソコンの引っ越し

今使っているパソコンが4月で5年になる。ときどきハードディスクエラーが生じたりするので(その都度リカバリーしているが)そろそろ買い換え時だろうと、新しいパソコンを購入した。

このパソコンを買ったのが2007年4月19日。その2ヶ月後に膵臓がんの告知を受けて情報収集やブログを書くのに使って、ともにがんとの闘いをくぐり抜けてきたいわば「戦友」である。がんとの情報戦において、よく働いてくれたと感謝している。XPのセキュリティープログラムのサポート機関が2年後の2014年4月だから、いずれは買い換えなければならないので、ここで役割を終えてもらうことにした。

実は、このXPパソコンをずっと使い続けて、これを最後のパソコンと考えていた。膵臓がんでは2014年のXP Professionalのサポート終了までは生きていられないだろうと予測できたからだ。しかし幸いにもこの予測ははずれそうだから、買い換えることにした。

新しいパソコンの構成は、

と、これ以上の構成はオタク系のゲームマシーンであろうという内容である。それでも10万円を少し超える価格。安くなったものだ。スペックを抑えれば10万円以下にして青色申告で一括償却が可能だが、今年も住宅ローン控除のおかげで少ししか払っていない所得税が全額還付される予定だから、これ以上減価償却を増やしてもムダである。一括で償却するよりは3年の均等償却できた方が都合がよい。そのためには10万円を少し超える価格になるようにという理由もあった。

OSは今からなら64ビットだろう。対応しないドライブはほとんどないから、写真データを扱うには8GBは魅力的だ。CPUをCore i7-2600にするか2700Kかと迷ったが、4000円くらいの違いでこちらにした。こだわったのは水冷CPUクーラー(写真で蛇腹の付いている)。CDはすべてFlacフォーマットに変換してネットワークHDDに保存してあるから、音楽を聴くにはPCのファンの音が耳障りにならない程度であって欲しい。だから水冷CPUクーラーである。

昔NECから水冷パソコンがでたときにも欲しかったのだが、当時はバカ高くて手が出なかった。今ではアマゾンでも水冷CPUクーラーユニット
が7000円くらいで販売している。自作PCでも可能な値段になってきた。 GTX550 Tiはマルチディスプレイにするため。これも結構発熱するので大きなファンが付いている。マルチディスプレイに慣れると元には戻れない。とにかく作業が楽である。私の部屋にはテレビがないが、3波対応のダブルチューナーを拡張ボードに入れて、原発やがん関係の番組を観るだけだから、このテレパソで十分である。

古いPCは娘が使うことにしたので、2台のパソコンの引っ越しに忙しい。引っ越しは全て手作業である。対応したソフトもあるが、これまで満足に引っ越しできたものはない。32→64ビットへの引っ越しならなおさら、自動では危なっかしくて任せられない。

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