サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

高遠の小彼岸桜

土日で信州高遠城址公園の小彼岸桜を見物してきた。十年前に一度行ったが、その時は早すぎて枝ばかりの木を見ただけ。今年は15日が見頃と予想が出ていたが、この日はチェロの合同レッスンのため「花吹雪が見れたら幸運か」と覚悟して21日に設定。ところがこの寒さで開花が遅れて、当日は5~7分咲という幸運に恵まれた。

早朝の4時に出発。道中は順調で8時に到着したが、既に近場の駐車場は満車で入れず、少し離れた川岸に誘導された。城址公園全体が桜色に染まっていた。

遠くに見える中央アルプスの頂はまだ雪をかぶっている。この日の駒ヶ岳千畳敷カールでは4メートルの積雪があるとロープウェーのサイトに書かれていた。


昼食は行者蕎麦の元祖と言われている「梅庵」へ。全国からそば通が通うという噂にひかれて行ったが、こんな山奥に本当にあるのか?というほど農道を奥へ奥へと走り、やっと見つけたときはほっとした。田舎の普通の農家の佇まい。翌日の奈良井宿の写真と会わせて、次回に。

二度と生きて見ることはないと覚悟していた高遠の桜を観ることができて、本当に幸運。次は淡墨桜だ。

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