サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

クリンソウとニッコウキスゲ

先週に予定していて雨で中止にした日帰り撮影旅行、26日に奥日光へ。千手が浜のクリンソウとキスゲ平のニッコウキスゲを撮りに行きました。5時に出発し、赤沼茶屋には7時半に到着したが、平日なのに駐車場は既に8割方埋まっていた。先の週末には6時に満杯になっていたそうだ。クリンソウは既に満開を過ぎて一部は枯れかけていた。日光湯元休暇村で昼食を摂り、源泉掛け流しの温泉に浸かる。栃木産豚のトンカツ御前はボリュームたっぷりで、昼間からの生ビールで満腹幸せ気分。

持参したガイガーカウンターは0.1~0.26μSv/hを表示していた。都内の自宅では0.09~0.14μSv/hほどだから、やはり大きい値だ。0.3μSv/hに設定したアラームは鳴らなかったから、ホットスポットには近づいていないと思う。この日(6月26日)に発表された厚労省:食品中の放射性物質の検査結果について(第421報)では、中禅寺湖のヒメマス、ブラウントラウトから150Bq/kg、220Bq/kgの放射性セシウムが検出されたという。それでも中禅寺湖畔には多くの釣り人が釣り糸を垂れていた。この写真は千手が浜で撮影したもの。このヒメマスもセシウムを持っているのだろうなぁ。

千手が浜のクリンソウは3度目だが、年々観光客が多くなる。観光地化してしまったら興味が半減だ。別の撮影スポットを探す頃かな。天気が良すぎて、花を撮るには明暗差が大きすぎた。RAWからの現像処理でなんとか格好をつけてみた。

 

 

昼食までの時間調整で竜頭の滝へ。

ニッコウキスゲは和名がゼンテイカの多年草。尾瀬ヶ原や信州の霧ヶ峰・車山の群生地が有名だ。日光のキスゲ平ではリフトから一面のニッコウキスゲを見ることができたのだが、スキー場が廃業してリフトも撤去されている。「日光霧降高原高山植物園」が8億円かけて来年の夏のオープンを予定しており、今年はそのプレオープンで天空遊歩道が一部解放されるというので出かけた。クリンソウとニッコウキスゲを1日で観賞できるなんてチャンスは滅多にない。あいにくと、気の早いやつがちらほらと咲き始めた程度で、一面のニッコウキスゲにはお目にかかれなかった。7月初旬には斜面全体にみごとなお花畑が出現するだろう。

 

 

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