サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

Twitterと連携してみたら・・

SDIM0683

DP2 Merrill F6.3 1/25秒 ISO200


朝はモーツアルトにコーヒーが似合うはずだったが、深蒸し茶をミルで挽いて飲み始めてからは、コーヒーとは縁遠くなった。「朝バッハ」という言葉がOTTAVAでも流れているから、バッハも朝に似合う。でも今日はオーボエが聞きたくて、アルビノーニのオーボエ協奏曲集をかけながらインスタントコーヒーを淹れてみた。久方ぶりのコーヒーもまたいい。バッハに影響を与えたといわれているファッシュの「2本のオーボエのための協奏曲変ロ長調」も良い香りがする。


新しい試みとして、Twitterで本の気に入った箇所を断片的に紹介してからブログで記事にするとどうなるだろうかと挑戦。直腸癌で亡くなった頼藤和寛氏の『わたし、ガンです ある精神科医の耐病記 (文春新書)』を取り上げてみた。

頼藤氏は、この本が完成した直後に亡くなるのだが、死を覚悟した元外科医で精神科医の信条がペーソスを持って語られる。抗ガン剤も1クールで副作用の激しさに「抗がん剤で殺されるなら、がんで死んだ方がまし」と止めてしまう。潔い死に様だと、手本にしたいくらいだ。うまく手本にできるかどうかは、私はまだ死んだことがないから分からないが、「ガンにならないためだけに捧げた一生」なんてつまらないというのは、わたしの気持ちにぴったりだ。

「生きていることは、健康に悪い」至言である。

Twitterで思いつきを書いておいて、後でブログでというのも、結構気楽に書けるものだと確認した。

モバイルバージョンを終了