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『がんの統合医療』(4) クルクミン

がんの統合医療』から、クルクミン(ウコン)に関する箇所を紹介します。クルクミンの有効性に関して、多くのエビデンスが揃ってきたようです。

クルクミンの抗がん作用

ウコンの成分であるクルクミンには強力ながん予防・治療効果があることがわかってきました。 最近の研究の結果、クルクミンは、抗酸化・抗炎症作用、血管新生阻害作用、およびがん細胞の増殖抑制作用、アポトーシス(細胞死)を誘導する作用などが明らかとなっています。

クルクミンはまた、がんに対する免疫力を回復させることによって抗がん作用を発揮することが、大腸がん患者を対象とした研究で明らかになっています。  リンパ球の一種、制御性T細胞は過剰な免疫を抑制する働きがありますが、がん細胞はこれを利用して免疫細胞からの攻撃を逃れようとします。実際にがん患者のがん細胞の周りには、制御性T細胞が多く存在していることが分かっています。

巧妙ながん細胞は、本来の免疫の働きを巧みに利用しているのです。  クルクミンは、がん患者の制御性T細胞を減少させて、がん細胞を攻撃するように指令するTh1細胞を増やすことが明らかになっています。  クルクミンは、がん細胞が踏んでいる”ブレーキ”を解除して、より攻撃するように”アクセル”を踏む働きをするのです。

吸収の悪いクルクミンも「黒コショウ」といっしょに摂ると吸収されやすいという特徴があります。

これは、統合医療のバイブル本とも言えるシュレベールの『がんに効く生活』で紹介されています。  インド人がカレーに若干の黒コショウを混ぜるのは、これを経験的に知っていたからなのでしょう。

ウコンではなく、ウコンに多く含まれるクルクミンの有効性の話です。春ウコンにはほとんどクルクミンが含まれていないことに注意してください。

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