サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

100万人のキャンドルナイト in 池上本門寺

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昨夜、池上本門寺で行われた「100万人のキャンドルナイト in 池上本門寺」に行ってきた。大堂前での池上太鼓の熱演(幸い雨が降らず、太鼓の皮も大丈夫だった)、僧侶たちの雅楽「千秋楽」などの演奏。僧侶の皆さん結構上手です。笙や篳篥の高い音色が境内に染み渡っていました。

天を表す「笙」、空を表す「龍笛」、地(人)を表す篳篥(ひちりき)で合奏することによって、1つの宇宙を表すのだそうです。平和祈願法要なども。

一年でたった二日、夏至と冬至の夜わずか2時間の間、電気を消すという小さな行為。そして忘れていた思い、そっとしまっておいた気持ち、かけがえのない地球に想いを馳せるのも良いかもしれないというムーブメント。法要の前の挨拶で、「神や仏のまで人が手を合わせるのは、知恵を発達させる元となって両手を使えないようにするため。人類は二本足歩行をすることで、自由になった手で道具を作り、その結果として脳が大きく発達した。その延長線上にあるのが今日の科学の発達です。しかし、それが今や人類を滅ぼすことにもつながりかねない時代を招いています。両手の自由を奪うことで、より大切なもの、命の有り様までも見つめ直してみましょうという行為が、神や仏の前で手を合わせるということです」と説明されていた。なるほどと思った。

「がんばろう、東北! がんばろう、日本」に「忘れないで、福島!」と付け加えたいね。竹の節をうまく使って合唱しているように見せている。

100歳まで生きてがんに死ぬ、ことが私の望みである。

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