このところ、HDR写真(High Dynamic Range Image)にはまっています。
ブログに何枚かアップしたのですが、flickrの閲覧履歴を見ると、けっこう評判が良いようですので、作り方を公開(というほどでもないか)。
- カメラは「絞り優先モード」にする。絞りが変わると画角が違ってくるためです。
- 「ブラケット撮影(3枚)」に設定して、露出を+2.0、0、-2.0にする。
- 可能なら三脚を使用する。昼間の明るいときなら手持ちでも大丈夫。少しのブレならHDRソフトが自動で3枚の写真を位置合わせをしてくれる。
- HDRソフトは、私はPhtomatix Pro 5.0を使っている。3枚の写真を読み込んで好みのプリセットを選び、微調整をする。
ま、こんな手順です。下のようなカットを
3枚を合成して、Photomatixに読み込んで、
少し微調整をした最終の結果がこちら。
建物の白は残したい。でも空のトーンは飛ばしたくないということでHDRにしました。明暗差の大きい被写体には有効だと思います。
処理方法に「トーンマッピング」と「露出合成」があり、上の写真はトーンマッピングで処理しています。比較的派手派手な作品に仕上がるので、「やり過ぎ」に注意。
「露出合成」は、こちらが本来のHDRなのですが、明暗差を補正して(いいとこ取り)素直な作品に仕上げてくれます。金剛力士像がその例です。