サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

甲状腺がんの疑い?

今日は1年ぶりのがん研、定期検査でした。
血液検査の結果:

HbA1cがまた高くなっている。7.8%。先月地元の病院では7.0だったので徐々に悪くなっている。治療方針を変えるべきか?

CEAが5.8ng/dLと基準値越え。これは術後初めてのできごとだ。ま、時系列でみると若干の上下を繰り返していて、その範囲内だと言うこともできるが、気になる。

CA19-9は問題なし。

CT画像の結果は、局所再発、遠隔転移の兆候はなし。肝臓も肺もきれいです。しかし、放射線医の指定で「甲状腺に腫瘤の疑い」と書かれていた。確かに三年前の画像と比較すると影が大きくなっている。三年前には気づかなかったか。膵がんの転移ではありません。膵がん細胞ならこんなにゆっくりと進行するはずはない。

来月超音波で検査することになった。

甲状腺の腫瘍のうち大部分は「良性」で、がんではない。しかしながら、中には大きくなったり、ほかの臓器に広がる「悪性」の性質を示す腫瘍があり、これを甲状腺がんという。甲状腺がんでは、通常、しこり(結節)以外の症状はほとんどないが、違和感、痛み、飲み込みにくさ、声のかすれ(嗄声)などの症状が出てくることがある。

下線の部分に引っかかる自覚症状があります。

甲状腺がんの中でも髄様がんの場合には、特にカルシトニン(甲状腺から分泌されるホルモン)やCEAなどの腫瘍マーカーの値が上昇する

もしかするとCEAの上昇は甲状腺がんのせいかもしれない。仮にがんだとしても、3年でこの程度の増大なら、ごく一般的な進行が緩やかなタイプだろう。外科手術で完治することが多いし、取り切れなくても天寿を全うすることが多いと言われている。ということで、まったく心配はしておりません。

万が一甲状腺がんだとすれば、3.11の福島第一原発の事故によって放出されたヨウ素131の影響という可能性も否定できないと思っています。セシウム137の放出経路はだいたい分かっているようですが、study2007さんの『見捨てられた初期被曝』にも書かれているように、ヨウ素131の放射能がどういう経路で、どこに、どれだけ流れていったのかはほとんど分かっていないのです。

「100歳まで生きてがんで死ぬ」が望みですが、そのがんが甲状腺がんになるかもしれないね、というわけですね。

      喜びも 半ばごろの 八年目

【面会の掛け持ち】
診察が終わって、たまたま入院していたhdさんと面会の約束をしていたので、病室へ。さらに、私の高校時代からの古い友人(この2月に膵がんのステージⅣbを告知された)も、急遽同じフロアに入院することになったので、ダブル面会。3人でデイルームで懇談しました。
hdさん、頑張っていますね。本人は「病院から見ると瀕死の状態」と言っていましたが、見た目は元気でした。私の友人も、彼からたくさんの勇気を戴きました。

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