サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

患者目線で膵臓がんに役立つブログ

このブログも膵臓がん患者に役立つことを目指して書いていますが、最近すてきなブログを見つけました。

お母さんプロジェクト『膵臓がんでも幸せに楽しく生きる

2015年7月に膵臓がんだった57歳の母を亡くした3人の姉弟が、闘病の過程で「もっとこうしておけば」と悔やむことが多くあり、それは「患者・看護する人目線で書かれた、しっかりとした情報サイトが無いから」だと気づきます。

膵臓がんは「足が速い」から、もたもたと情報を集めているあいだにも病状は進みます。しかし、ネットで情報を集めようとしても患者の立場で書かれていて、まとまっている情報はほとんどありません。ブログにはたくさんの患者が、自分の症状や対応策を書かれていますが、短い時間にそれらの情報にたどり着くことは難しいのが現状です。

そのような思いで3人の姉弟が、自分たちの経験したこと、すぐに役立つ情報をまとめようと計画してサイトを立ち上げています。

「こうなることが分かっていたら、もっと早くからこの状況でできることを探していたのに・・・」と、多くの患者や家族が思っていることでしょう。

患者の看護をした者だから分かる「目から鱗」の対処方法、すぐできる膵臓がんの背中と腰の痛み解消法、薬管理のアプリの紹介など、斬新なサイトのデザインもあって、新鮮です。

たぶんお一人はプロのウェブサイト・エンジニアなのでしょう。読みやすく垢抜けたデザインのサイトに仕上がっています。

実は、Wデザインが素人離れしているので、最初は、患者ブログを装って怪しげな代替療法に誘導するサイトではないかと疑っていました(実際のその手のサイトがたくさんありますからね)。でもそうではないようです。

がんになったらどうしたらいいのだろう?
患者さんも家族もそれが早くわかったら、もっと楽しく生きられるはず。
「どうせ同じ期間を生きるなら楽しく生きよう」そう心に決めて、私たちの母が膵臓がん末期で過ごした8ヶ月。その間に私たちが集めた情報を、ぜひ活用してもらいたい。そのために情報を発信しています。

私たちの尊敬する母が常にもっていた膵臓がんになっても落ち込まないで、楽しく生きよう!という強い想い、素敵な考え方が誰かの支えになればいいなと切に願っています。

ぜひ役立ててください。

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