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健康食品の情報 ビタミンD

最近の健康食品(サプリメント)の有効性情報。

ビタミンDに各種のガンを予防する効果

ビタミンDについては、このブログで何度も、ある程度のエビデンスのあるサプリメントだと紹介してきました。今回の情報はさらにその思いを強くするものだと思います。

年齢を考慮した分析において、ビタミンD血中濃度が高いほどガンのリスクが低く、血中濃度が40ng/ml以上の場合には血中濃度が20ng/ml以下の場合に比べてガンのリスクが67%低いという結果になりました。

研究者はビタミンD血中濃度を40ng/ml以上に保つのがガン予防に有効だと述べていますが、その血中濃度を維持するのに必要な日光浴やサプリメントの量は今回の研究からはわかりません。

がんの先進医療:サプリメントの話

アガリクス・シイタケ菌糸体・フコイダン・プロポリス・メシマコブ・霊芝などの代表的なサプリメントについて、ヒトでの検証がされているかどうか、免疫に対する効果は検証されているかどうか、論文報告を中心に客観的な情報に基づいて整理されています。

アガリクス:

シイタケ菌糸体:

などの有用性報告が複数あります。

フコイダン・メシマコブ:

プロポリス:調査範囲では有用性報告も副作用報告もない。役にたたないけど害もないということ。

霊芝:

有用性広告もせいぜい生活の質(QOL)が改善した、抗がん剤の副作用が低減された、リンパ球の低減が抑制されたというほどの効果です。

ここに挙げたサプリメントの多くは高額商品ですから、この程度の有用性なら近づかない方が無難かと思います。

健康食品の素材データベースに3月追加されたもの。

チャ (茶) 」有効性:免疫・がん・炎症 (160325)
・2015年2月までを対象に4つのデータベースで検索できた症例対照研究またはコホート研究13報について検討したメタ分析において、緑茶の高摂取
(6報) や摂取量1杯/日の増加 (5報) は子宮内膜がんリスク低下と関連が認められた
が、紅茶 (9報、6報) では関連が認められなかった。

さらに上のリンクを見ると、茶については効果がある、いや、ないとたくさんの相反する研究結果が並んでいます。膵臓がんに関しても、

とある一方で、

と相反する研究があるのが現状です。しかし「まとめ」では、経口摂取で「有効性」が示唆されるものとして、「6) 食道がん、胃がん、膵臓がん、大腸がん、膀胱がん、卵巣がんの予防および乳がんの再発予防」が挙げられています。有効な可能性があるのなら、代替療法として取り入れてもよいだろうが私の判断で、カテキンが多く含まれている深蒸し茶を毎日淹れています。

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