サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

がん研で9年目の検査

今日はがん研有明で9年目の定期検査でした。腫瘍マーカーに異常はない。CT画像には明確な再発・転移を示す兆候はない。

とのことで、術後9年目をクリアです。血液検査の結果は、

GOTがちょっと高くてGPTは基準値ぎりぎりだ。少し肝臓に気をつけようか。毎晩の焼酎を控えてみるかなぁ。

HbA1cは7.2%、先月地元の病院での結果が7.0なのでまあまあです。ここ数年の経過を見ても上がり下がりが激しいですね。ちょっと糖質を摂り過ぎると高くなり、運動をがんばれば下がるという傾向です。反応が顕著なのは膵臓に余裕がないせいでしょう。膵頭部だけ残った私の膵臓、がんばっているのだから、これ以上の要求は止めておこう。

日本糖尿病学会と日本老年医学会の「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)」では、私の年齢では、SU剤などの服用の如何で7.0 または 7.5 が目標とされていますから、問題はないでしょう。

それ以外の検査値は「健康体」です。

齋浦先生に「来年の10年目でおしまいですか?」と訊いたら、「実はまだ決めていない」とのこと。えっ、10年生存者はいないのか?

2003年頃には5年生存者は20名しかいなかった。このごろは増えてきたが10年生存者がそれほどいるわけじゃない(とは明確には言わなかった。もしかして私がはじめて?)。
「ま、来年来られたときに相談しましょうか。CT検査はなしで、血液検査で経過観察という方法もあるし」と言われました。

私もなんだか寂しくなるから年に1回くらいは顔を見せようかと思います。「元膵臓がん患者」になるのはいつだろう!

がん研のロビーもずいぶんと変りました。建物を増築したためレストラン「東京會舘」から見えていた庭がなくなった。でもタリーズコーヒーの前が広くなりゆったりとコーヒーが楽しめるようになっていました。テイクアウトで「會舘オムライス」を二つ。妻との昼食用です。

帰りに駐車場で精算待ちをしていると、ひぃさんがお孫さんを連れて通りかかった。彼女は気づかないので、ぽんと肩を叩くとビックリした様子。精算の順番になったのでひと言ふたこと話を交わしただけでした。

雨なので車で行ったのですが、東京湾トンネルの西行は一般道のトンネルが開通しているですね。高速代が助かった。

モバイルバージョンを終了