サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

「神様のカルテ」のような医療スタッフ

安曇野市から見る北アルプスの山々

次回の「膵臓がん患者と家族の集い」には、SAKUさんと待夢さんをお招きして体験講演をお願いしています。

しかし、SAKUさんが緊急入院しました。

心配でした。でも、病院のスタッフの対応が素晴らしい!

実は診察時主治医に世間話として『集い』『集いの講演』の
話をしました。『それはすごい』ということになり 主治医含め
スタッフの間には『sakuさんを12/23にまでに 復活させよう』
になっちゃいました。 うれしいーーー!

『sakuさんを12/23にまでに 復活させよう』プロジェクトですね。

この話を聞いて、夏川草介の小説『神様のカルテ』の一シーンを思い出しました。

主人公 栗原一止の病院に、末期の胆嚢癌を患う安曇雪乃さんがやってきました。一止は大学病院を紹介するが、「大学病院は貴方のような患者を診るところではない」と追い返されます。「では、私のような患者はどこで診てもらえば良いのですか」と訴えた安曇さんは、結局一止の元に帰ってきます。

余命1ヶ月とみられる安曇さんは、「誕生日にもう一度山を見たい」と最後の望みを語ります。そして、ベッドで寝たきりの安曇さんを、病院のスタッフ総出で、車いすに乗せて屋上まで運びます。屋上からは北アルプスの山々が見えます。屋上で誕生祝いです。安曇さんは、赤茶色の毛糸の帽子を一止に渡します。「私が死んだらこれをかぶらせて欲しい」と。二人で良く山に登った、亡くなった夫からのプレゼントだったのです。

と、このようなあらすじだったと思います。

患者の大切な望みや希望のために、医師と看護師が協力して実現するために力を尽くすことができるなんて、素晴らしいです。

SAKUさんがどのようなお話をされるか、楽しみです。

みんなで待っていますから、元気になってください。でも決して無理はしないでくださいね。

病院スタッフのみなさんの奮闘もあり、徐々に回復しているようですね。

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