サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

雨の休日には古楽器演奏のバッハ

雨の休日は、一日中音楽三昧。

バッハの生きた時代、18世紀初頭は、コーヒーがヨーロッパで嗜好品となっていました。ライプツィヒはドイツのコーヒー取引の中心地で、市民や商人が集まって賑わっていたのが、コーヒーハウス「カフェ・ツィマーマン」でした。

カフェ・ツィマーマン
ヨハン・ゲオルグ・シュライバーによる版画からのトリミング (1720年)

このコーヒーハウスを本拠に、活動をしていたのが音楽団体「コレギウム・ムジクム」で、バッハはここの音楽監督を務めていました。

この伝統と雰囲気を継承して1998年に創設されたのが、古楽器アンサンブル「カフェ・ツィマーマン」です。

アルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリン奏者アルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリン奏者パブロ・バレッティとチェンバロ奏者セリーヌ・フリッシュが中心となり、古楽器による演奏で、世界中で活躍をしています。

彼らのCDで、「さまざまな楽器のための協奏曲集」の6枚組を所有しており、今日はこれをずっと聴いていました。

アルバム一枚に「ブランデンブルク協奏曲」から一曲が収録され、バッハの有名な楽曲が配置されるという粋な趣向のアルバム集です。

古楽器による柔らかいヴァイオリンの音、バッハの演奏は、雨の休日にはよく似合います。

バッハ:オーボエ協奏曲 BWV1053 (1/3)
モバイルバージョンを終了