サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

膵臓がんの期待される治療法

佐藤典宏先生のブログ、本日付で興味深い記事が載っています。

膵癌(すい臓がん)は年々増加傾向にあり、日本におけるがん死亡者数の第4位を占めるまでになっています。 膵臓がんの特徴は、なんと言っても「治療がむずかしい(難治性)」の一言につきます。 実際に、膵臓がんの5年生存率は消化器のがんのなかで最も低く、依然として10%以下です。 これは、診断がついた時にはがんがまわりの臓器や血管へ広がっていたり、すでに遠くの臓器に転移したりしている患者さんが多く、手術(切除)ができないことが最大の原因と考えられています。 一方で、膵臓がんに対して新たな治療法が開発・導入され...
膵癌(すい臓がん)に期待される最新の治療法5つをまとめて紹介 | 「がん」をあき... - あきらめない!がんが自然に治る生き方

膵がんに対して期待できる最新治療を5つ紹介されています。

  1. 術前補助化学療法(ゲムシタビン+S1)
  2. キイトルーダ(ペンブロリズマブ)抗PD-1抗体
  3. S-1+パクリタキセル経静脈・腹腔内投与併用療法
  4. BRCA変異陽性の膵臓がんに対するオラパリブ(PARP阻害剤)
  5. PEGPH20(ペグ化ヒアルロン酸分解酵素)とゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用

3番目は、クラウドファンディングで2500万円を目標にして達成したことが話題になったものですね。

5番目のPEGPH20のものは、知らなかったですなぁ。

適用できる患者が極少ない、あるいは臨床試験中、国内では未承認など、すぐに使えるものは少ないですが、一日も早く実用化してほしい、臨床試験に取りかかって欲しいものです。

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