サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

膵臓がん:コンバージョン手術が予後を改善

佐藤先生の、本日付のブログ記事です。

頻繁に膵臓がんに関する記事をアップしていただき、ありがとうございます。

膵癌は診断時およそ8割は切除不能です。しかし、最近では抗がん剤が効いて手術ができるようなケースもでてきました。当初の治療方針が変わって行う手術のことをコンバージョン手術と呼びます。今回、日本から切除不能膵がんに対するコンバージョン手術の成績(予後)についての報告がありましたので、紹介します。
切除不能の膵臓がんに対するコンバージョン手術が予後を改善 - あきらめない!がんが自然に治る生き方

生存期間(中央値)は、コンバージョン手術をうけた患者が44.1ヶ月であり、受けていない患者の14.5ヶ月と比較して有意に延長していました(P<0.0001)。

切除不能膵がんであっても、抗がん剤などの治療に反応し、コンバージョン手術が可能となれば生存期間が延長する可能性がある。

10月13日には『膵臓がん患者と家族の集い』で講演をしていただきます。

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