サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

免疫学の大家が教える「新型コロナにかからないための五カ条」

志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなりました。

びっくりしましたね。

報道によれば、酒とタバコは切らさなかったと言われていますね。しかし、入院の1ヶ月前には止めていたとも。

喫煙はコロナウイルスによる重症化率を14倍に高めます。

「新型コロナにかからないための五カ条」

こちらの記事を紹介します。

中国に続いて欧州で新型コロナウイルスの感染が気付かないうちに市中に広がり、突然爆発的に患者が急増するオーバーシュート現象が起きています。私たちは自分を守るために何をなすべきなのでしょうか。
新型コロナにかからないための五カ条 免疫学の大家がお教えします(木村正人) - ... - Yahoo!ニュース 個人

木村正人さんが大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂宮坂昌之教授にインタビューした記事です。

世間は獲得免疫によって新型コロナウイルスの収束を期待しているようですが、自然免疫の重要性についても書かれています。新型コロナウイルスに対する獲得免疫ができていない段階では、自然免疫が充分に機能するようにしてやることが大事なのです。

宮坂先生に関する記事は、その著作とともにこのブログでも紹介しています。免疫学の大家と言ってもよろしいでしょう。

 がん患者なら「免疫力」を高めることに関心があることでしょう。多くの方がサプリメントや食事療法を取り入れています。免疫学の第一人者、宮坂昌之さんが科学的に正しい「免疫力」の鍛え方を書いています。昨日18日に発売されたばかりの本ですが、早速Kindleで購入して一気に読みました。ここではがん患者が最も関心の深いと思われる『第8章「免疫力を強くする」のウソ・ホント』を紹介します。免疫力は測定できるのか?免疫系は多くの部品からなり、多機能な精密機器のようなものです。このような機器の場合、個々の部品だけを...
今日の一冊(133)『免疫力を強くする』 - 残る桜も 散る桜

さて宮坂先生の言う「新型コロナにかからないための五カ条」とは

  1. ウイルスがいそうな場所には行かないことです。つまり、密集した場所、密閉空間、他人との近接距離を避けること
  2. 体内時計を狂わさないこと、つまり、生活リズムを守ることです。というのは、体を守る免疫反応だけでなく、食べる、消化すること、眠ること、すべてが体内時計によって支配されているからです。
  3. 積極的に体を動かすことも大事です。リンパ球などの免疫細胞は血液やリンパ液に乗って体内をパトロールし、異物を見つけ、排除しようとします。体を動かすと血流、リンパ流が良くなるので、免疫力を維持できるのです
  4. 程よい量で、バランスの良い食事をする
  5. ストレスを避けることです。ストレスにより副腎からコルチゾールというホルモンが作られ、これにより免疫細胞の機能が低下します。

私が以前から、このブログやYouTubeでも主張してきたことですね。

さらに宮坂先生の著書『免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ 』から引用すれば、

免疫力を高める方法は存在します。それは、血管系やリンパ系における細胞の往来をすみやかにする方法です。もう少しわかりやすい言い方をすると、血液循環やリンパ循環を良くしてやれば、その分、免疫力が高くなるのです。この場合、免疫力とは、からだの防衛能力の全体のことで、部品の能力のことではありません。

免疫系は、免疫細胞が作られる場所(骨髄、胸腺)と活躍する場所(脾臓、リンパ節、バイエル版)が離れており、免疫細胞は血管やリンパ管を通って活動することになるのです。

この通り道を快適に流れるようにしてあげることです。

それでは、血流、リンパ流を良くするようなことは、そのまま免疫力のアップにつながる、と考えていいのでしょうか。 答えは、条件つきでイエスです。
ストレスがかからない状態で、血液、リンパ液の流れを良くするのが良い。それには、

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