「何がわからないのかが、わからない」
がんを告知された。さあどうしよう。頭の中が真っ白になります。どういう治療すればいいのか、助かるのか、仕事はどうするか、さまざまなことが頭をよぎります。
とりあえず誰かに相談しようかと考えたり、急いで街の本屋に行ってがん関係の本を探したりします。
こういう状態って、自分でも何がわからないのかが、わからない。そんな状態ですよね。
膵臓がん関係の SNS PanCafeに参加登録される方も、登録はしたけども何を訊ねていいのかがわからない、そんなことが多いようです。
そんなときには、
- 思いつくままにカードにメモを書いてみる
と良いでしょう。あるいは、マインドマップを使うのも良いと思います。
マインドマップって何? という方は、こちらを紹介しておきます。
今日は父の日です。60歳の誕生日も間近です。家族で祝ってもらいました。子供たちからはサントリーの「山崎12年物」を二本。「今年は告白はないでしょうね」とかみさん。そういえば、このブログを辿ってみると、昨年の今日は土曜日で、家族に膵臓癌だと告白した日でした。「残念ながら、今年は告白はないよ」。来年もそう言えるように、絶対にそう言えるようになってみせます。マインドマップとは、トニー・ブザンが提唱している図解表現技法で、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状... 癌の原因(マインドマップを使って) - 残る桜も 散る桜 |
私が膵臓がんを告知された一年後に作成したマインドマップです。
マインドマップは無地のノートに手書きでも良いでしょうが、無料のアプリもあります。
お勧めはXMindですかね。
思いつくままにキーワードを書いていくと、思わぬ視点が見つかったり自分の疑問点が明らかになったりします。
YouTubeにもアップしてあります。
こうしたツールや役立つ情報を集めて、膵臓がんの治療に使ってみましょう。