サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

「がん細胞を兵糧攻め」東工大発ベンチャー

紙おむつの材料でがん細胞を包んで殺す

細胞を表がん細胞を兵糧攻めにするという治療法は昔からありますね。四足の動物の肉は食っちゃいけないとか、ジュースだけ飲んでいればいいというのもその一種でしょう。

がん細胞は栄養を取り込むために周囲に新しい血管を作ります。周辺の細胞からも栄養をぶん取ってきます。ですから絶食をしようがどうしようが、がん細胞は必要な栄養を取ってきて、その結果患者は体重が激減し悪液質にもなるわけです。

今回のこの研究はそれとは全く違いますね。モノになるかどうかはわかりませんが、アイディアとしては面白いのではないでしょうか。

紙おむつなどで使われる高吸水性樹脂を独自技術でナノサイズに極小化した腫瘍封止剤を、カテーテルを使ってがん細胞にピンポイントで投与するという方法です。

つまり紙おむつに使われている成分ががん細胞包み込むことで酸素と栄養の供給を遮断して死滅させる。究極の兵糧攻めです。正常細胞には影響しないそうです。

当初は肝臓がんを対象にするかが、肺がん、膵臓がん、乳がんを加えた4種類の癌をターゲットにする2026年頃に実用化を目指しています。

光免疫療法のように画期的な治療法として育つのでしょうか。おおいに期待はしています。

東京工業大発バイオベンチャー、メディギア・インターナショナル(横浜市緑区)は2021年、薬を使わず「がん細胞を兵糧攻めにする」という新たながん治療法の確立に向け…
薬不要で「がん細胞を兵糧攻め」 東工大発ベンチャーが新治療法確立へ - SankeiBiz
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