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筋トレは週に30~60分がちょうどいい

筋トレを習慣にしている人において、死亡リスク、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患のリスク、がんのリスクが最も低下するのは「1週間に30分から60分程度」行った場合であることが、複数の研究のデータを統合解析した研究で明らかになりました。
筋トレは週に30~60分がちょうどいい - 日経Gooday(グッデイ)

ここ数年筋トレに関心が集まっています。がん患者の中でも同様ですが、筋トレについては佐藤典宏先生がたくさんの情報を発信しています。

ズボラ筋トレがいちばん

  • 総死亡、心血管疾患発症、がん発症のリスクが最も減少するのは週に30~60分の筋トレ
  • 筋トレを習慣とする人では、総死亡リスク、および心血管疾患、あらゆるがん、糖尿病、肺がんの発症リスクが10~17%低下していました。
  • 週におおよそ100~120分になると、筋トレを全くしない人々との間の有意差はなくなる。
  • 190分あたりから心血管疾患の発症リスクが、筋トレを全くしない人よりも有意に高くなる。
  • 筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、総死亡、心血管疾患、がんのリスク低下は28~46%となり、相加効果が得られていました。

ブログや YouTube でも積極的に筋トレの重要性を書かれています。

もちろん私も行っておりますが、主なものはスクワットです。

もちろん「スロースクワット」でやっています。

ただスクワット無理にやりすぎて、腰を痛めてしまいました。
いわゆるぎっくり腰です。

何事もものはほどほどということなんでしょう。

かあさん

がん患者の皆さんは真面目だから、ついやりすぎるのでしょう。多くやればより効果があると期待する気持ちはわかりますね。

息子

食事もサプリメントもそうですね。ほどほどが一番なようです。

がんの再発予防はもちろんですが、老化予防、ストレスの解消など、筋トレに取り込む目的としては色々なものがあります。

東北大学の門間陽樹氏らは、これまでに報告された複数の研究データを使って、筋トレと死亡リスクおよび心血管疾患、がん、糖尿病の発症リスクとの関係を調べました。

その結果、死亡リスクが最も減少するのは、週に30~60分の筋トレをした場合という結果でした。

それよりも筋トレ時間が長くなるとリスクの低下幅は小さくなります。

週2時間の筋トレを行うと、筋トレを全くしない人と差がなくなりました。さらに筋トレ時間を増やすと心血管疾患の発症リスクが高くなっていました。

著者らはさらに、筋トレと有酸素運動の組み合わせの影響を、それらを行わない人と比較しました。その結果、筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、総死亡、心血管疾患、がんのリスク低下は28~46%となり、相加効果が得られていました。

スロースクワットで筋トレ私も以前からスクワットはやっています。きっかけは脊柱管狭窄症になり、大腿四頭筋やハムストリングスの筋肉を鍛える必要があると思ったからです。腰痛対策として始めたわけですが、それを続けています。しかしスクワットは、がん患者の筋肉増強にも効果的であると、最近研究が進んでおります。女優の森光子さんと黒柳徹子さんも、スクワットを続けていたことで有名ですね。健康ブームですから、テレビでもスクワットの話題が、同じような本もたくさん出版されています。『いのちのスクワット』は東京大学名...
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