サイトアイコン 残る桜も 散る桜ー膵臓がん完治の記録

あじさいの季節は「がん記念日」

俵万智の歌集「サラダ記念日」のパクリではないけれども、紫陽花の季節は16回目のがん記念日です。

2007年の6月に、急に血糖値が高くなってきたので、クリニックの先生から超音波による膵臓の検査を勧められました。

最近は「尾道方式」ということで、膵臓がんのリスクのある方には超音波検査を勧めておりますが、言ってみればそれの先駆けでしょうかね。

超音波検査が終わった途端に、女性の技師さんでしたが、廊下をすっ飛んでいくのが窓ガラス越しに見えました。

そして診察室に呼ばれて、「まあ良性の可能性もあるから心配はしないで、しかし造影CTを早く撮った方がいいですよ」と、こわばった顔で言われました。

最速で翌日近くのクリニックでCT検査を受けて、膵臓がんがほぼしました。

それから数日は怒涛のような日々でした。

過去記事にも書きましたが、超音波検査から48時間後にはがん研有明病院の初診で手術日を決定。

もう16年経ったのですね。

あっという間でしたけども、さてこれからの余生をどういう風に過ごそうかな。

やりたいことはたくさんあります。

88歳のゲームプログラマー若宮正子さんのように、私も現在人工知能プログラムに挑戦をしています。

昔からパソコンのプログラムは好きでした。今では懐かしいMS-DOSベースのN88-Basic、Turbo Pascal、C言語、ExcelのVBAなど手当たり次第に手をつけて開発し仕事に利用してきました。

これからは趣味でぼちぼちとやっていけばいいですね。

Chat GPTをはじめとする生成AIの進歩が著しいです。ついていくのがやっとこさですね。

こちらも目が離せません。

後期高齢者の仲間入りをしたので、あまり無理をせずに、というか無理をしたくても体がついてきません。日々体力の限界を感じています。ということもあって膵臓がんの患者会活動も徐々に手を引いていこうと思っております。

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